goo blog サービス終了のお知らせ 

EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オムニバス2LP IMMEDIATE A's & B's The Singles Collection

2022-11-14 11:15:58 | Keith Emerson THE NICE関連
オムニバス2LP 
IMMEDIATE A's & B's The Singles Collection

かなり前に未開封品という事で求めた、
イミディエイトの2枚組のオムニバスLPです。

1985年にリリースの米国盤。



ジャケット表側
販売者がシュリンクの上に、
シール付きの袋を被せてくれていました



カットアウト部

EL&P関連新譜のリリースから見ると、
「エマーソン、レイク&パウエル」リリースの、
前年のリリースになりますね。



ジャケット裏側

シングルズコレクションという事なのですが、
シングルレコードのA面とかB面に収録された事のある楽曲を、
集めたものではないかと思われます。

ナイスの曲は、
A面の3曲目と4曲目に、
「Thoughts Of Emerlist Davjack」と
「Angel Of Death」
が収録されています。



こんな感じ

2枚組という事で、
ダブルジャケットなのですが、
ネット上にある開封されている品物を見た感じでは、
内ジャケットにナイスのメンバーの写真とかは、
特にないようです。


話は変わりますが、
先週ぐらいに、
プレオーダーしていたクリス・ウェルチが著したキース本が、
英国から発送されたとのメールが来ました。

先般、取り上げた1982年のミュージックライフ誌等を見ても、
EL&Pの人気の凋落というのは、
あまりに激しすぎるので、
シンコー・ミュージックから、
グレッグ他界後にムック本が出たといは言え、
それ以後、
EL&P関連の書籍が出る事は、
あり得ないと思っていましたので、
グレッグの自伝が同社から出版されるとはあまりに意外でした。

意外ついでに、
このキース本に関しても、
翻訳本を出してくれるとありがたいのですけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

THE NICE ALL THE BEST

2022-09-19 10:50:39 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE ALL THE BEST

1999年にリリースされたナイスのベストCDです。

このアナログ盤を取り上げた時には、
ドイツ盤でカラーレコードという事以外は、
あまり気にとられていなかったので、
レーベル面のマークが、
雄鶏を意味したアトミック・ルースターを表現しているのだと、
漠然と思い込んでいたのですが、
これはドイツのハンブルグにある、
「REPERTOIRE RECORD」というレーベルのマークだったようです。

ジャケットはML誌に掲載されていた、
この写真を元にしてデザインされていますね。



肖像画に見えるような感じで、
元の写真を処理しているようです
リーの顔の向きが異なっており、
ブライアンの顔の傾きも微妙に異なっているので、
連写で何枚か撮ったのでしょう

プラケースの裏側は、
4人ナイス時の写真
最終的には3名のバンドでしたが、
音源は4名のモノも含まれているので、
妥当な選択ともいえます



プラケース裏側

CD盤面はとても鮮やか
ナイスのCDでこういう色のはあまり見た事がないですが
アナログ盤のジャケットでは、
濃いピンク色の品物は存在しています。



CD盤面

全般的な印象としては、
このレーベルは、
きちんとした製品を作ろうとする姿勢が見える感じです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

CD MUSIC LIFE SUPER HITS COLLECTION

2022-08-17 13:10:55 | Keith Emerson THE NICE関連
CD MUSIC LIFE SUPER HITS COLLECTION

これとほぼ同じジャケットデザインのCDをかなり前に取り上げています。

1990年のリリース。



ジャケット
アーティスト名がクッキリしない

こちらの方は「ザ・ナイスのアメリカ」が収録されています。

この「MISIC LIFE  40TH  ANNIVERSARY SERIES」に、
ナイスの演奏が収録されているCDがある事を、
2年ぐらい前に知りました。

それから中古品をずっと見ていたのですが、
帯が付いていなくても意外に高いモノしかないので、
1年ぐらい前に安いのが出たところで入手してみました。

知るのが遅くなった理由の一つとして、
ミュージックライフ誌の40周年の企画であったようなのですが、
プラケースCDのジャケットと、
「40 ANNIVERSARY Music Life」の文字が、
CDの種類による違いがなく、
ほぼ同系色で統一されているというのがあります。

「ANNIVERSARY Music Life」
の下に位置している
「SUPER HITS COLLECTION」
ジャケットの向かって右側と、
プラケースCDの裏側に記載されている、
ベースの色に近いクッキリしない色合いの、
収録アーティストの名前によって、
CDの違いを見分けるしかないようです。



THE NICE 記載箇所の拡大

通常であれば、
ジャケットデザインが同じでも、
色を異なったものにするとか、
「Vol.1」「Vol.2」のナンバーを付けるとかで、
その違いを見分けやすくするのだと思いますが、
アーティストによって異なる、
レコード会社の違いを超えて、
この企画を誕生させたという事なので、
こちらからは伺い知る事の出来ない経費節減の、
痕跡かも知れないです。



CD盤面

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969 その2

2022-07-13 09:46:24 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969 その2

取りあえず、昨夜のうちに、シュリンクを開封できましたので、
通勤時に、ラジオのニュースを聞かずに、CDを聴く事ができました。



CD盤を外した状態

とは言っても、全て聴かないうちに、
勤務先に到着してしまいましたので、
途中までの感想という事になります。

正直、思いの外、音が良すぎてビックリしました。

ブライアン・デビィソンのドラムの音も鮮烈。

これは、ラジオ放送向けの録音だという話でしたが、
適当な音源を見つけ出してきてCD化したというわけではなさそうなので、
元々正規の放送をするための段取りがされていたのではないかと思われます。

収録されている楽曲自体は、
何度も耳にしているタイトルですが、
キースが「夢を追って」の前にアドリブで弾いているメロディーなどは、
私にとっては初めての音もありますし、
とても面白みがあるCDですね。

先般、このレーベルから怒濤のようにリリースされた、
EL&P関連のCDが、
同じ程度の録音状態であるならば、
一度は聴いてみても悪くないと思ったのですが、
この輸入盤国内仕様のレーベル(Alive The Live)のCDを、
過去に2枚ほど購入していたと、
帯の「NOW ON SALE!」を見て気が付きました。

このうち、
「ライヴ・イン・メンフィス1977」は、
とても良かったのですが、
「ライヴ・イン・ジャパン1972」は、
あまり良くなかったけど、
これは例外的に悪かったと思いたいです。

それと、
全開、帯がプラケースの裏側全体を覆っている仕様だと、
レポートしましたが、
その面積の多い帯の裏側に、
日本語の解説が記載されていました。

ここ10年ぐらいでリリースされていた、
輸入盤帯付仕様のCDの中では、
帯の裏側に解説が入れ込んであるというのは、
初めてのケースかも知れません。

プラケース内のジャケット自体は、
ペラ紙の2つ折りではありますが、
写真を用いたオールカラーで、
必要な情報をしっかりと入れ込んでいるように見えましたので、
元々の海外のレーベル(KING STREET)もとても丁寧な仕事をしていると思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969

2022-06-13 15:49:39 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969

先般、このブログのどこかで、
リリース情報を記載した事のあるナイスのライヴCD。

発売日に受け取る事ができました。

EL&PとかEL&パウエルとかのライヴも、
同日に発売されていたのですが、
こちらの方はまだ求めてはおりません。

求めずに終わると廃盤になるという事もありますし、
中古品が簡単に入手できる確証もないのですが、
今年も夏を過ぎてからリリースされる「singls」等、
他のモノもありますので、
既発のモノは流れに任せて入手したいと思っています。

このCDも、まだ開封していないので、
取りあえず、写真だけ、ザッと載せておきます。



プラケース表側
解説があるらしくて、
日本語の訳も入っているようです



プラケース裏側
帯は裏面を覆うタイプですね

2010年にユニバーサルミュージックから発売された、
国内盤の紙ジャケット仕様のSHM-CDがありました。
全部でエレジー他4タイトルほど出ていたと思います。

よく知られているタイトルの他に、
目玉商品として、「フィルモア・イースト'69」というのがありました。
こちらは、1969年の12月19日と20日のライヴを、
2CDにまとめたモノだったわけです。

やや先行して輸入盤も出ていたので、
確か、そちらの方を先に入手していたと思います。

今回のライヴCDは、
「フィルモア・ウエスト」での12月12日のライヴの音源だそうです。

音源はブートとかで出回っていたのかも知れませんが、
普通のCDショップに注文して購入でいる商品としては、
初めての音源だと思われます。

本日は、母の介護認定のための面接があるので、
そろそろ退社しなくてはなりません。

開封して気が付いた事がありましたが、
加筆しておきます。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ナイスの思想 プラケースCD 見本盤

2022-05-13 13:32:40 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 プラケースCD 見本盤

ビクターエンタテイメントさんからリリースされた、
ナイスの紙ジャケットCDは、
確か、一度、取り上げた事があります。

その時は、ビクターエンタテイメントさんでリリースした、
ナイスのCDは、紙ジャケットCDのみであると、
思い込んでいました。

私の中では、

「通常、プラケースCDが発売されて、
ある程度、年月が経過してから、
コレクター狙いで、紙ジャケットCDをリリースするのだろうな。」

と勝手に思い込んでいたわけですが、
ナイスに関しては、
最初に発売された時のヴァージョンが、
紙ジャケットCDでしたので、
その後、プラケースCDとして発売する考えはないのだと、
これもまた勝手に思い込んでしまったわけです。

しかし、私の思い込みとは逆に、
紙ジャケットCDを先に発売して、
その後、プラケースCDとしてリリースするというケースがあるようです。

ピート・シンフィールドのCDとかもそうでした。

しかも、年月が経過してからではなく、
数ヶ月ぐらいで、プラケースCDとして発売されているようなので、
私の思い込みによる感覚は、
全くあてにならない事がハッキリしましたね。

そういうわけで、
ナイスのプラケースCDのビクターエンタテイメント盤を、
見てみたいという欲求があったのですが、
中古盤が意外に出回っていなくて、
出ていたとしても高額だったりします。

ようやく入手できたのが、
見本盤だったわけです。



表側
ブックレット仕様のジャケット
ライナーはEL&Pのように、
同じモノを使い回している



プラケース裏側



帯の色のベースは黒



CD盤面中央部は、
英文字表記

2000年発売の紙ジャケットCDは、
「20bitK2」でしたが、
こちらは2001年の発売で、
帯の裏側に、
デジタルリマスターとだけ記載されています。

レコードの見本盤のレーベル面は、
ベースの色が通常盤と異なる場合がほとんどですが、
CDの盤面の色は特に通常盤と異なっていないと思われます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

The Nice CD Hang On To A Dream

2022-04-04 10:01:02 | Keith Emerson THE NICE関連
The Nice CD  Hang On To A Dream



外観

これは海外から求めたナイスのベストCDです。

購入前の情報として解っていた事は、
ナイスのベストCDであるという事と、
1994年のリリースという事ぐらいで、
ジャケットのデザイン等も不明でした。

少なくとも2000年以降に制作されたモノではないので、
あまり所持していないベストCDという事で、
求めてみました。

受け取って見たら、
私の所持しているナイスのプラケースCDのジャケットには無い、
ちょっと風変わりな仕様でした。

このお店の中古CDの取扱方法としては、
このような白いタイトル&管理シールを、
プラケースの見開き部に貼り付けて覆う事で、
一応、CDを密封状態にしている事ですね。



密封シールの様子

劣化したプラケースCDとかは、
フタにあたる部分とCDを装着する部分が、
壊れて分離したりしていたりするので、
それを防ぐ目的も兼ねていると思われます。

裏が真っ白のペラ紙ジャケットが1枚入っておりまして、
ジャケットの一部がミカヅキみたいな形でくり抜かれています。



ペラ紙ジャケット
白い部分がくり抜かれたところ

くり抜かれた部分から見えるのはCD盤面なわけですが、
CD盤面のその部分にくり抜きの効果を際立たせるデザインが、
取り立ててあるわけではありません。

ペラ紙1枚なので、ちょっとした変化をつけようとしたのかも知れませんが、
薄いペラ紙1枚を部分的にくり抜くと破れやすくなると思います。

ジャケットデザインが微妙に異なっているヴァージョンもあり、
それはこのような同一系統色ではなく、
オールカラーで着色しています。

それも部分的にくり抜いてあるデザインではありますが、
ジャケットデザインが異なるのでくり抜き箇所も違うようでした。



CD盤面

このCD盤面には、「Made in Czech」の記載がありますが、
これと同じジャケットのCDでも、
CD盤面に「Made in Czech」に加えて、
スイスの著作権管理団体が管理しているという記載が入っているものもあり、
本CDをスイス製として扱っている場合もあるようですが、
その辺りの詳細は勉強不足で解りません。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ザ・ベスト・オブ・ナイス feat.キース・エマーソン CD

2022-03-07 13:22:32 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ベスト・オブ・ナイス feat.キース・エマーソン CD

このCDの存在を最初に知ったのは、
秋田に戻ってきてから、
所用で上京した時でした。

池袋駅近くのCDショップで見かけたのです。

当時は、1枚組のナイスのベストCDを、
¥2,500-払って買おうという気持ちは全くありませんでした。

その時に、

「どうせ、89年にテイチクで発売していた初期3枚のCDから、
適当に抜き出してベストアルバムを制作したのだろう。」

と勝手に思い込んでいたのです。

中古品を入手してみて、
テイチクとは何の関係もない、
「ジムコジャパン」の商品であった事が解りました。



ブックレットジャケット
帯無しは安い

ジムコと言えば、
キースのソロとかサントラが思い浮かぶわけですが、
ナイスまでリリースしていたとは、
思ってもいませんでした。

キース関連CDを熱心にコレクションされている方にとっては、
当たり前すぎる事なのでしょうが、
私は今頃になって知ったりしているわけです。



CD盤面
ジャケットの英文字タイトルとは異なり、
邦タイトルに寄せたタイトルを付けたデザインになっています

ちなみに、このベストCDは、
英国かドイツあたりから
元となるベストCDがリリースされていたのだと思います。
英Amazon等で同じジャケットデザインの品物を見かけたりしますので。

そこの発売元から日本での発売の権利を、
ジムコが手に入れたのでしょう。

ジムコでキースのCDの解説を書いていた、
笹川さんが、解説を書いていますね。

発売時期は、1994年の4月25日だったようで、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の後になるわけですが、
笹川さんは解説を結ぶにあたり、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」を持ち出しています。

笹川さんは、ナイスではなくEL&Pから入っているので、
リー・ジャクソンの声が好きではなかったのですが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」での、
「夢を追って」のグレッグのボーカルに関しては、
聴くに耐えないものであったと述べています。

笹川さんも最初にナイスを聴いた当初は、

「リーの歌っているとは思えないボーカル」(笹川氏の記述)

と思っていたようですが、

「夢を追ってのボーカルはリーの声がしっくりくる」

と感じたようです。



ブックレットの裏側
プラケース裏と同じデザイン
リーの写真だけを白黒にしないと、
何か問題があるのかな
ちなみに収録楽曲は完全一致ではありません

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

シングルレコード Country Pie - Brandenburg Concerto

2022-02-04 14:10:55 | Keith Emerson THE NICE関連
シングルレコード 
Country Pie - Brandenburg Concerto

ザッと確認したら、ナイス関連のネタを、
しばらく取り上げていなかったので、
取りあえず、もっとも手に取りやすいところに置いてあった、
レコードを持ってきました。

最近は、脳の老化のせいか、
ピクチャースリーヴがない場合、
取り上げたかどうかを確認しなければならない、
記憶が曖昧な微妙なレコードもありますので、
一応、確認してみました。

ナイスのシングルレコードは、
国内盤のシングルレコードを除いては、
これまで7枚ほど取り上げているようでしたが、
まだ、取り上げていないモノだったようです。



カンパニースリーヴ

1970年にリリースされたナイスのシングルレコ-ドの米国盤です。

レーベル面を見ると、
マーキュリーレコードからリリースされた、
「ファイヴビリッジイズ」からのシングルカットのようです。



レーベル面 A


レーベル面 B

収録曲の記載は、

A面 Country Pie - Brandenburg Concerto #6 - Part 1   2:48
B面 Country Pie - Brandenburg Concerto #6 - Part 2 2:51

となっており、
アルバム本体での集録時間は、
マーキュリー盤では「5:40」になっているので、
途中でカットしていると思います。

(試聴時間が取れませんでした。)

収録の仕方からすると、
プロモ盤である可能性がありますが、
特にプロモ盤の記載はないようです。

どこに流通させるかを目的としてプレスしているのであれば、
特に記載がなくてもプロモ用に制作されたのかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FILL YOUR HEAD WITH PROG

2021-11-24 13:53:23 | Keith Emerson THE NICE関連
FILL YOUR HEAD WITH PROG



プラケース表側

タイトルから想像されるように、
プログレ系の楽曲を集めたオムニバスCDです。

1枚組。
全11曲。
5大バンドの楽曲はありません。

あまり名前を聞いた事もないバンドも入っていますね。
まぁ、プログレに詳しくない私が知らないだけだと思いますが。



プラケース裏側



やや拡大

手に取ってみるまで、
解らなかったのですが、
これは英国の「UNCUT」という音楽誌の、
付録として付けられていたCDのようですね。

2007年の7月号の付録のようです。

音楽誌「PROG ROCK」などでも、
ペーパースリーヴに入れたCDを付録として付けていたりしますが、
2007年頃にCDを雑誌の付録にする時は、
まだ、プラケースに入れていたみたいです。
どんな感じでくっつけていたのか?

ペラ紙2つ折りジャケットが入っていました。
読者サービスという感じなのか、
収録アーティストに関する詳細な記述とかはなくて、
雑誌の表紙を載せて同誌の宣伝をしている感じです。

1曲目にナイスのアメリカが収録されています。

このオムニバス、全体を通して聴いたのですが、
私の感性にフィットしたような楽曲の流れが響いてきます。

あまりやらない事ですが、
収録されているバンドを1つ1つ調べてみました。

例えば、国内でいえば、
マーキーが見つけてきて国内盤をリリースするような、
国内ではあまり知られていない、
プログレ系の音を醸し出すようなバンドを集めている感じです。

聴かせますね。

60年代末期から70年代初頭に活躍して、
アルバムをリリースしたバンドが多い中、
80年にデビューしたバンドもありました。

ウニオンさんのサイトで、
それぞれのバンドに関する記述を見てみると、
このCDの某バンドのアルバムにまつわる記載が、
このCDの中にある別のバンドの紹介になっていたりする等の間違いもあったりするので、
音楽的傾向性や人脈が密接に絡んでいるのかも知れません。

ラストの曲はVDGGですが、
VDGGの後期のあるメンバーが在籍していた事のあるバンドとか、
そんな感じです。

収録曲の1つ、
「4人の騎士」は、アルバムアナログ盤を持っているのですが、
CDは持っていないので、オリジナルを何十年ぶりに聴きました。

(グレゴリアンのヴァージョンとかはCDで聴いていますが、
オリジナルをCDで聴くのは初めて。)

この曲の展開が猛烈なドラムに支えられているカッコ良さを、
今になって発見したのは収穫でありました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 69-70 その2

2021-10-22 11:17:27 | Keith Emerson THE NICE関連
ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 
69-70 その2



CD盤面

およそ2ヶ月前に記したバース・フェスティバルのCDについて、
ちょっとだけ感想を書いてみたいと思います。

私は、ブートのCDは2枚ぐらいしか所持しておりません。

あるEL&PのCDを新宿の某店で、
90年の年末に求めた時は、
ブートのCDとは思わずに、

「どこかの国でライヴ音源のCDを制作したのかな?」

と思って買ってしまったわけです。

あと、ヤフオクを始めた頃に、これも同様の解釈をして、
見たことのないジャケットのナイスのCDを求めた事がありますが、
どうやら、これもブートであったというわけです。

それからは、注意書きやら品物の雰囲気やら記載事項を読んだりして、
誤ってブートCDを買わないようにはしていますね。

よく、「サウンドボード音源」とか、
「コレクターズアイテム」という言葉で説明されたりしていますが、
それが、ブートの隠語の役割を果たしているとは思ってもいなかったわけです。

前回、このバース・フェスティバルのCDは、
ブート並に、とても音が悪くて聴けたモノではないという、
レビューが多かった事に触れました。

ナイスに関しても例外なく音が悪いわけですが、
キースが他界した今となっては、
新しい楽曲が作られる事がないので、
せめて、今まで聴いた事のない演奏の音には触れたいとは思っています。

そういうわけで、
ナイスのブートを1枚しか所持していない私の感想なのですが、

音は悪いがキースの演奏が凄まじくて、
これを生で体験したら、
グイグイ引きこまれていったであろうという事ですね。
公式に出ているライヴCD等から受ける感じを、
遙かに凌駕している、
とってもとってもエキサイティングなキーボードプレイだと思いました。

ナイスの曲は2曲しか収録されていませんが、
購入して良かったと思っています。

今は、youtube等で、キースのナイス時代の映像も、
容易に見たりできるわけですが、
CDを聴きながら、キースの演奏時の姿を思い浮かべるのも、
悪くないものです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Nice サードアルバム 地方放送局所持 中古アナログ盤

2021-09-24 15:35:31 | Keith Emerson THE NICE関連
Nice サードアルバム 地方放送局所持
中古アナログ盤



表側
カンパニースリーヴに白い用紙をセロハンテープで貼って、
アルバム名(バンド名)
と収録曲を記してあります。



ジャケット表側右上のシール



レコードは赤盤



レーベル面
独自のシールはA面のみ

ヤフオクで昨年、
入手したレコードです。

入手のポイントになる、
大きな写真が数枚ほどアップされていましたので、
「ABS秋田放送」の文字にすいよせられて、
やや「高めの札」を入れました。

「高め」と言っても、
昭和のLP1枚前後の価格の札を入れておりまして、
落とせたらラッキーぐらいに思っていました。

もし、このブログを読んでいる方と競ったのであれば、
私が地元の秋田の文字に惹かれたため、
少し熱くなったとご理解くださいませ。

(競った方も秋田県出身者かも知れませんが。)

以前、カンパニースリーヴ入りの、
発売日が印字された白レーベルの見本盤を取り上げていますが、
こちらの放送局には、市販盤が回ってきたようです。

カンパニースリーヴに入っているので、
わざわざ社費で購入したモノではないと思われます。

「ABS秋田放送」は、1953年にラジオ局として開局され、
1960年にテレビ放送を開始したそうです。

私が小学校の1、2年まで、
家で見る事のできるテレビ番組は、
この「ABS秋田放送」と「NHK」と「NHK教育」の3つのチャンネルだけでした。

今はこれに「AKT秋田テレビ」と「AAB秋田朝日放送」というのが加わっています。

このアルバムに収録されたナイスの楽曲は、
果たして、当時のラジオの番組で流れたりした事があったのかな?
県内で当時からのキースファンで、
なおかつラジオを聴いてた人でなければ解らない事。

ジャケットに貼られた用紙の、
手書きの文字は、
メーカーの方が書いたのか、放送局のスタッフが書いたのか、
解りませんが、
「Nice」は思い入れタップリの大きな特徴ある字体で記されていますね。



収録曲手書き部
黒い文字は「ゆめをおって」

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1860

ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 69-70

2021-08-25 11:30:27 | Keith Emerson THE NICE関連
ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 
69-70



帯とジャケット
3CDですが、90年代始めの頃の、
厚みのあるプラケース仕様

この品物に関しては、リリース情報を仕入れた時点で、
お知らせをアップしていました。

その後、リリース予定日の1ヵ月ほど前に注文をしまして、
ほぼ、リリース予定日にリリースされた事は解りました。

但し、Amazonでは一定の個数を確保できなかったのか、
私のところには発売日に届きませんでした。

およそ、1ヵ月ほどしてから、
ようやく受け取る事が出来たわけです。

1ヶ月も待たされたのは、
国内盤(国内仕様盤かも知れません)を取扱していたメーカーの、
規模によるリリース枚数によるものと思われます。
業界の詳しい事情は解りかねますが、
昔であれば、出版物などの場合、委託扱いで店頭に並んでいる場合は、
売れないとメーカーに返品されるので、
それと似たような経緯で遅れたのかも知れませんね。
つまり私の手もとにある品物は、
一度出荷されて返品されたモノだという事です。

その間に、この時代の音楽に興味・関心がある方々のレビューが、
何件かアップされておりまして、
音の悪さに関しての不満が際立っておりました。
歴史的記録物という意義だけが唯一の価値みたいな感じですね。

「この音源でよくも商品化できたものである」という見解です。

表紙と裏表紙を頁数に入れてある、
20頁のカラーブックレットが付いていまして、
ブックレットの内容の完訳が折りたたまれて収納されていました。

収録されているミュージシャンに関しては、
そのブックレットで紹介されているのですが、
それには「THE NICE」が入っていないという事です。
69年のフェエスティヴァルに出たという事以外、
「THE NICE」に関する記述は見あたりませんでした。
「THE NICE」の写真もありません。



ジャケット下部




完訳は、訳しただけのようで、
日本のキースファン向けに、特に付け加えられた事項もありません。

結果として、この「バース・フェスディヴァル」の商品化を企画して、
紹介した人の好みだけが反映されているという事なのでしょうね。

外観についてはおおよそこんな感じです。

最後に、昨夜、ローリング・ストーンズのドラマー、
チャーリー・ワッツ氏の他界を知りました。

ご冥福をお祈りいたします。

(ナイス時代のキースとストーンズのマネージャーは、
とても関わりがあったようでしたね。)

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

THE IMMEDIATE SINGLES COLLECTION

2021-07-26 17:08:12 | Keith Emerson THE NICE関連
THE IMMEDIATE 
SINGLES COLLECTION

イミディエイトのオムニバスCDは、
これまでも、いくつか取り上げていますが、
本日、取り上げるのは未開封品。



表側

1993年に英キャッスルから発売されていた品物ですね。

同じようなタイトルのオムニバスCDはいくつか存在しているので、
ジャケットやリリース年で区別していますが、
タイトルの通り、シングルレコードして発売された事のある楽曲を、
収録しているのだと思います。

この1CDには、ナイスの曲が2曲収録されています。




プラケース 裏側

全17曲収録で、

プラケース裏に記載されているように、

15.America (Adapted From West Side Story) / 2nd Amendment 6:22

16.Acceptance Brandenburger 4:33

になります。

話は全く変わりまして、
東京オリンピックの開会式で、
5大陸の歌手がリレーで歌っていた「イマジン」は、
ハンス・ジマーがアレンジしたものだそうです。

ハンス・ジマーは、
著名な映画音楽家の1人になっていると思いますが、
私がそれをよく知らなかった話や、
バクルズにいた事とか、
実写版サンダー・バードの音楽を制作した事を、
話材にした事がありました。

そして、ヴィンテージ・キーボード・コレクターとして、
キースが所持していた「GX-1」を所有している話もありましたね。

(オリンピックと言えば、
キースとリックとジョン・ロードの3人で、
オリンピックの楽曲を担当するというアイデアも、
過去にありましたが、実現しないまま、2人は他界してしまいました。)

サンダー・バードは、実写版でないものが、
また、映画化されるようなので、
ハンス・ジマーはまた音楽を担当するのでしょうかね。

いずれにしましても、
ハンス・ジマーは、東京オリンピックに関わるというキャリアを、
積み重ねた事は確かです。

入場行進に関しては、
様々なゲーム音楽のオーケストラヴァージョンが使用されていたのですが、
最近、このブログをご縁があって読まれている方のために、
過去のブログのリンクを貼っておきます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Autumn '67 & Spring '68 英国製 8トラック

2021-06-25 14:49:56 | Keith Emerson THE NICE関連
Autumn '67 & Spring '68 
英国製 8トラック

ナイス関連の記事に関しては、
ボックスの仕様等を、
3回続けてレポートしましたので、
本日は、別のモノを取り上げます。

ナイスのカセットテープはベストものを含めて、
2点だけ取り上げていたように記憶しておりますが、
8トラックカートリッジを取り上げるのは、
初めてです。

これはヤフオクで、
少し競争して入手したモノです。
手に入れてから、
少なくとも5年ぐらいは、
経過していますね。


パッケージ表側
ジャケットの耳のような部分が、
レコードジャケットに比べて、
やや赤みを帯びているのが特徴です



パッケージ裏側

このナイスの8トラは、
イエスの8トラック2本を含めて、
計3本の抱き合わせで出品されておりました。

イエスの8トラックは、
特に欲しくはありませんでしたので、
このナイスの8トラック単品に、
どこまで投資できるかの上限を決めて札を入れたのですが、
その範囲で収まったので助かりました。

ちなみに、
イエスの2本は、
「こわれもの」と「リレイヤー」の米国製でした。
この2本はオリジナルスリーヴが欠損して、
カンパニースリーヴが付いていました。

競い相手の方は、
イエスの方の8トラを欲しかったのかも知れませんし、
その辺りの事情は分かる訳もないのですが、
競い相手とは連絡が取れませんので、
差し上げる事もできません。

出品するための時間的余裕が出てきたら、
手放そうとは思っています。

このナイスの方は、
写真からもオリジナルスリーヴである事が想定されましたが、
思いの外、痛みも激しくない状態でした。




本体インサート側



斜めより
インサート部と反対側
撮影時に貼ってある用紙が、
劣化で少し剥がれた



本体表側
この色も8トラでは、
通常色なのでしょうが、
このブログでは初めてです



本体裏側

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。