灼熱の京都旅行、祇園祭巡行の日の晩御飯は、地元の案内の方オススメの「町中華」へ。東山三条交差点そばの「中国料理 東北屋」は、名の通り中国東北地方の料理を中心にしたお店である。暑さからまずは冷製の前菜をオーダー、中国湯葉の千切り和え物が細麺の冷麺風でシャッキリ、東北春雨とキュウリの和え物は幅広プルプルの春雨に辛子が効いて食欲をそそる。
さっぱりもので調子が出たところで、東北地方らしい料理もセレクト。寒冷地かつロシアやモンゴルなど周辺国と接する土地柄、スパイシーで濃いめの味付けが特徴という。麻婆豆腐、酢豚とも「東北風」と冠しており、麻婆豆腐は見た目の割にはマイルドで食べやすい。酢豚は肉をスライスしてあるのが珍しく、片栗粉で封じられた肉の旨みの濃いこと。ナスの四川風炒めもナスに片栗粉を打っており、多彩なスパイスとナスのしっとり感が合う。ごろごろ入った赤唐辛子は辛味がなく、サクサクそのままいける。
餃子は羽根が香ばしい焼餃子と、皮が厚く肉汁ジューシーな水餃子を食べ比べ、五年紹興酒の瓶が空になったところでごちそうさま。正統派京料理が続いた後にインパクトある中国料理、これも京都の食の懐深さか。
さっぱりもので調子が出たところで、東北地方らしい料理もセレクト。寒冷地かつロシアやモンゴルなど周辺国と接する土地柄、スパイシーで濃いめの味付けが特徴という。麻婆豆腐、酢豚とも「東北風」と冠しており、麻婆豆腐は見た目の割にはマイルドで食べやすい。酢豚は肉をスライスしてあるのが珍しく、片栗粉で封じられた肉の旨みの濃いこと。ナスの四川風炒めもナスに片栗粉を打っており、多彩なスパイスとナスのしっとり感が合う。ごろごろ入った赤唐辛子は辛味がなく、サクサクそのままいける。
餃子は羽根が香ばしい焼餃子と、皮が厚く肉汁ジューシーな水餃子を食べ比べ、五年紹興酒の瓶が空になったところでごちそうさま。正統派京料理が続いた後にインパクトある中国料理、これも京都の食の懐深さか。