ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

京都祇園祭てくてくさんぽ1

2018年07月16日 | てくてくさんぽ・取材紀行
京都旅行の目的の一つが、祇園祭の観覧。今夜は巡行前日の「宵山」で、宿での食後に麩屋町通〜四条通〜室町通と、山鉾見物さんぽに出てみた。通りはホコ天になっており、烏丸通は屋台がずらり並ぶ盛況ぶり。一方通行として混雑回避しているため、狙った山鉾を見に行くにはルートを定めないと、小路に入れなかったりするから要注意だ。

山鉾のアイコン的な「長刀鉾」に、飾りが華やかな「菊水鉾」、さらに月鉾、放下鉾など、ルートの切り方がうまく行きたくさん見られて満足。道中では祇園囃子も聞け、前夜祭的な華々しさを堪能できた。明日の朝からの巡行も楽しみだ。

炭屋の夕食@京都

2018年07月16日 | 旅で出会った食メモ
此度の京都旅行、炭屋の夕食は茶懐石で、京の夏の味覚を一堂に会した素晴らしいものだった。つくりはアコウ、シマアジ、ノドグロ、クルマエビで、キレも脂のノリもいい瀬戸内と日本海の夏の旬魚のオールスター。炊き合わせは京都丸茄子に万願寺唐辛子、フルーツトマトで、色鮮やかかつ歯ごたえが程よい炊き具合が、京野菜の元気に溢れる。八寸はほおづきの中にエビ、タコ、衣被など何が当たるかお楽しみ。ひたひたにジューシーな近江牛ステーキ、もっちり吸い付く蒸し鮑から、焼きとうもろこしと枝豆の混ぜごはん、水菓子は大ぶりの桃で留め。

炭屋@京都

2018年07月16日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
此度の京都旅行、宿は一度は泊まってみたい、和式旅館御三家のひとつ「炭屋」。麩屋町通りに面した瀟洒な和館で、中は時代を遡るインパクトながら、程よい調度に行き届いた清潔感、控えめながらさりげないもてなしに感銘を受ける。部屋は欄間のあしらい、配された置物などの趣味も良く、見下ろす坪庭はここだけ切り取ってきたかのような清楚さ。木の香あふれる檜の風呂、朝食後に部屋出しで抹茶と菓子(秀吉の黄金の茶会で出した真盛豆)がいただけるなど、挙げていくときりがない。

右源太の川床料理@貴船

2018年07月16日 | 旅で出会った食メモ
京都市街、昼過ぎに38度を記録したらしい。貴船川川床の清涼の中での右源太の昼食、まさに別世界である。どっしりと食べでのある湯葉あんかけ、アマゴの天ぷらは苦味と土の香りがよく、締めの奈良県きぬまきそうめんは、そうめんもハレ食として夏の祇園祭らしさを伝える。

そして珠玉の鮎料理は、改めて。