ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

【朝カルおさんぽ講座】新宿東口編

2017年10月14日 | おさんぽ講座・介護レクの記録

朝日カルチャーセンター「おさんぽマップ編集長と歩く地図から東京発見」新宿東口編を開催。歓楽街を午前中に歩くというちょっと変わった視点で、二丁目を経て歌舞伎町縦断という、ディープなコースにチャレンジした。参加者はほぼおばさま方だったのでちょっと心配したが、逆に思わぬ大盛況に。夜は怖くて行けないところを歩けたと、風変わりな繁華街さんぽを楽しんでもらえたようだ。 

行程は花園神社を後に、吉本興業東京本社のもと中学校の校舎を利用した社屋を眺め、ゴールデン街ではロケセットのような昭和の闇市風飲屋街を自由散策。歌舞伎町を流れていた蟹川跡の道を蛇行しながら歩き、微地形の観察も楽しんだ。鬼を祀った稲荷鬼王神社で二つに分かれた富士塚を参拝、スーパーの韓国広場でショッピングタイムののち、いよいよ二丁目へ。西洋のお城を模した建物が並び建つ通りをちょっとかすめ、イケメンホストのアドボードが乱立するあたりに来れば、一同なかなかの盛り上がりに。 

そのど真ん中にある立ち寄りスポット「歌舞伎町ブックセンター」は、なんとホストが書店員という本屋さん。といっても、昼の歌舞伎町に安心して立ち寄れる文化発信基地を目指すとの、真面目なコンセプトのショップだ。400冊の蔵書はテーマはすべて「愛」なのはさすがで、彼らがしっかり応対してくれて好みの一冊を選んでくれる。カフェスペースやワインが飲めるカウンターもあり、巧みな接客もあって一同すっかり落ち着きモード。危うく講座がお開きになりそうに?

「サムライミュージアム」では、精巧かつ高価ながらインバウンドによく売れるという刀や甲冑のレプリカを眺めたら、新宿東宝シネマズ屋上のゴジラ、ロボットレストラン店頭のオブジェを観察して、地下街入り口にて無事、終了。伊勢丹の建築探検も用意していたが、結構歩いたのでまた次回のネタとした。下町カラーの真面目な散歩もいいけれど、これはこれで現在の街の表情が見られて面白い。渋谷、池袋、新橋もチャレンジしてみようか。


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