築地市場が閉鎖となる前、最後に行った場内の店は喫茶店。寿司屋や海鮮の店が惜別の客で長蛇の列だったにも関わらず、席には余裕がありお客も普段使いの方がいつものように過ごしていたのが、とても印象に残っている。時は流れての豊洲でも、魚河岸横丁で見られる光景は同様。13時を過ぎた閉店間際でも、寿司屋にばかりお客が集中する様を見るに、以前にも増して観光地としての位置付けが強くなった印象を受ける。
行列と終了ばかりで店の選択肢の少ない中、選んだ「岩田」は偶然にも、最後の築地で入った店だ。適度に空きのある店内は行列が錯綜する外と違い、独自の時間が流れているのは、あの時のままである。当時頼んだカレーは、あいにくご飯がなくなったとのことで、喫茶店の軽食ツートップのもう一つ・ナポリタンをオーダー。くたっとした太麺、油っぽいケチャップ和え、ピーマン玉ねぎに見つけると嬉しいウインナーと、様式美に則った旨さがいい。働く人たちの御用達ゆえ、舌に叶った完成度に、これも市場の味と納得、納得。
行列と終了ばかりで店の選択肢の少ない中、選んだ「岩田」は偶然にも、最後の築地で入った店だ。適度に空きのある店内は行列が錯綜する外と違い、独自の時間が流れているのは、あの時のままである。当時頼んだカレーは、あいにくご飯がなくなったとのことで、喫茶店の軽食ツートップのもう一つ・ナポリタンをオーダー。くたっとした太麺、油っぽいケチャップ和え、ピーマン玉ねぎに見つけると嬉しいウインナーと、様式美に則った旨さがいい。働く人たちの御用達ゆえ、舌に叶った完成度に、これも市場の味と納得、納得。
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