ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

庄内村上てくてくさんぽ1

2011年10月27日 | てくてくさんぽ・取材紀行

昨日から庄内へ、きらきら羽越観光圏のモニターツアーで訪れている。玉こんにゃくかじりながら最上川を下り、雨の羽黒山を参拝。夕方から行われる由良漁港のセリを楽しみにしていたのだが、シケのため漁が行われずあいにく水揚げなし。この時期は定置網でサケ、底引き網で ズワイガニが旬だそうで、値段が下がっていく珍しい「下げゼリ」を見たかっただけに残念だ。
湯野浜温泉の宿では夕食に、そんな地物の魚がズラリ。 ほぼ庄内浜のもので、 定置網はブリ、タイ、カンパチ。ほかは底引き網、アワビやサザエも磯見漁でとれるという。つくりの甘エビは「南蛮エビ」とも呼ばれ、この時期の庄内ものは大ぶりで太く、身がプツプツと歯ごたえがある。定置もののカンパチは脂ののりがくどくない絶妙で、目の前の荒海の天然物らしいシャキシャキの歯ごたえが地魚感あふれる。イチオシは北寄貝のボイルで、厚みがありシャクシャクいくと実にジューシー。
窓の外は鉛色の日本海がうねっていたが、庄内浜の豊穣さを満喫した食膳に満足、というか食べきれず…


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