先日の生マッコリ家の会で、滋賀県の方がお持ちくださった、琵琶湖の「鮒寿司」。にごろぶなを飯に漬け込んだもので、現在の生寿司(握り寿司)が成立するはるか昔の平安期から、保存食として用いられていた。発酵食なので酸味が強く、「なれ」による独特の風味、はっきり言えば臭みが、たまらない人にはたまらない珍味である。
時期や漬け方や漬けた元により味が様々で、かつて味わったのはかなり攻撃的なスタンスのだった。やや臆しつつ箸を伸ばすと、エッジがそがれてかなりマイルド。ウォッシュタイプのチーズに例えられるが、むしろ豆腐餻とか酒盗とかくさやとかの、和テイストの「臭もの」に近い。
生マッコリ家ながら、これに限り岡山の地酒をリリーフに。卵のあるなしで値段が違うというだけに、舌にツブツブサラリの小粒な淡水魚卵がまた、珍味なこと。愛好者は漬けたご飯もたまらないそうで、一尾見事に一同の素敵な肴となった。これぞ、日本人に生まれてよかった、な瞬間である。
時期や漬け方や漬けた元により味が様々で、かつて味わったのはかなり攻撃的なスタンスのだった。やや臆しつつ箸を伸ばすと、エッジがそがれてかなりマイルド。ウォッシュタイプのチーズに例えられるが、むしろ豆腐餻とか酒盗とかくさやとかの、和テイストの「臭もの」に近い。
生マッコリ家ながら、これに限り岡山の地酒をリリーフに。卵のあるなしで値段が違うというだけに、舌にツブツブサラリの小粒な淡水魚卵がまた、珍味なこと。愛好者は漬けたご飯もたまらないそうで、一尾見事に一同の素敵な肴となった。これぞ、日本人に生まれてよかった、な瞬間である。
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