水戸の二駅隣の内原駅から、クルマで10分ほどの「たらいうどん椛や」でお昼に。手打ちうどんの名店で、うどんはじっくりゆでるため30分待ちをご了承、との看板が。鰻屋でたまに見る能書きだが、かえって味への期待が持てる。茅葺の古民家を改装した店内は、ジャズが流れ落ち着いたたたずまい。庭を見下ろす窓辺の席やテラス席もあり、しゃれた農家レストランといった面もちである。
冷やしうどんがメインの「椛やセット」をオーダー、うどんを待つ間、「昔味のあつあつ豆腐」を先にいただく。にがりを打った豆乳が入った小鍋を火にかけて、消えた頃が食べごろ。きめが細かく舌にすべるようで、甘さは控えめでほんのり香りがよい。薬味のショウガをたっぷりでいくと、胃が動き出し空腹が促進されるようだ。
大鉢で運ばれてきたうどんは田舎風の極太で、ただでさえコシが強いのに冷水で締めてあるため、おそろしく固い。ググッと強靭で顎がくたびれるほどで、そのためつゆの鰹節の効き方もかなり濃く、なかなか骨太なうどんだ。天ぷらも豪快で、エビ、ナス、のりのほか巨大な板状のサツマイモ天がねっとり甘く、ざるからはみ出す大ぶりのインゲンが青臭くみずみずしい。
イモ天を制覇して満腹になったところに、デザートの豆腐フロマージュがなんと、3つも登場。黒蜜きな粉にサツマイモあん、オレンジソースと、どれも甘さがさっぱりしているのでなんとか平らげられた。観光地やターミナルでなくても、探せばローカルないいものが見つかるものだ。
冷やしうどんがメインの「椛やセット」をオーダー、うどんを待つ間、「昔味のあつあつ豆腐」を先にいただく。にがりを打った豆乳が入った小鍋を火にかけて、消えた頃が食べごろ。きめが細かく舌にすべるようで、甘さは控えめでほんのり香りがよい。薬味のショウガをたっぷりでいくと、胃が動き出し空腹が促進されるようだ。
大鉢で運ばれてきたうどんは田舎風の極太で、ただでさえコシが強いのに冷水で締めてあるため、おそろしく固い。ググッと強靭で顎がくたびれるほどで、そのためつゆの鰹節の効き方もかなり濃く、なかなか骨太なうどんだ。天ぷらも豪快で、エビ、ナス、のりのほか巨大な板状のサツマイモ天がねっとり甘く、ざるからはみ出す大ぶりのインゲンが青臭くみずみずしい。
イモ天を制覇して満腹になったところに、デザートの豆腐フロマージュがなんと、3つも登場。黒蜜きな粉にサツマイモあん、オレンジソースと、どれも甘さがさっぱりしているのでなんとか平らげられた。観光地やターミナルでなくても、探せばローカルないいものが見つかるものだ。
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