秋からの講座の最初は、社会福祉法人善光会での「編集長の旅ばなし」。昭和30年代の東京さんぽをテーマに、前半は1964東京オリンピックを写真で振り返り、後半は銀座・渋谷・新宿・上野…と当時の写真といまの写真を見比べ楽しんだ
オリンピック編ではアベベとか円谷とかヘーシンクとか東洋の魔女とか、メダリストを覚えていた方が割といらっしゃり、後半もそれぞれの街での思い出を話してもらいながら、相互のやりとりで盛り上がれたのがよかった。もっとも反応があったのが地元・大田区で、映画館街や海苔干しは見たことある風景だけに、思い出話にも花が咲く。60年前の当時はご利用者の方々は20~30代、仕事や学生時代の思い出がよみがえっていただければ、何よりである。
今回はいつもの通所介護(デイサービス)の皆さんに加え、初めて認知症ケアの方の参加もあった。なので事前に介護レクの本をいくつか読み、「思い出し」とそれを自ら語ることの効果を意識してみた。ちょうど現在、今後の介護士のあり方を学べる介護資格の本を編集していることもあり、これまでに比べこのジャンルに少し踏み込めたかなとも思う。いろいろな意味で役立つレクを目指し、次回もブラッシュアップしていこう。
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