珍しく、家内に飲みに誘われた。しかも土曜日の真昼間。横浜赤レンガ倉庫で開催の、オクトーバーフェストが今日までなので、小一時間ほど行ってみよう、とのことだった。子どもたちは学校行事などで出かけており、思えば久々のサシ飲みである。
14時過ぎと日が高いから、大して混んでいないだろうと思ったら大間違い。200円払う入場ゲートは順番待ちの長蛇の列で、テーブルはほぼ満席の模様だ。通路ではジョッキと料理の大皿を両手に持つ客が、場所を探して右往左往しており、ものすごい盛況ぶりである。首都圏ではほか、日比谷やお台場でも同規模で開催されており、ドイツ・ミュンヘンの世界最大のビール祭りが、日本でもビールイベントとして定着しているのが伺える。
混み具合からしてまずは目についた店へ、と入口そばの「ホフブロイミュンヘン」へ。オリジナルラガーとデュンケルのジョッキに、定番のソーセージとフライドポテトを選び、テーブル席はあきらめて会場裏手の芝生広場に落ち着いた。自分のラガーは香りと苦味が控えめな、ゴクゴク飲めるタイプ。家内のデュンケルを味見すると、キャラメル香にどっしりした飲みごたえが、黒ビールの醍醐味。ドイツから直送の樽生で、ミュンヘンのオクトーバーフェストでも出しているから、グッとあおればまさに本家のお祭り気分になれる。
調べたところ、日本でのこのイベントは横浜が始まりだそう。日本のビール産業発祥の地の縁もあるらしく、10周年の今年は80種のビールを揃えたという。そこでおかわりは地元・馬車道に醸造所がある、横浜ブルワリーの限定ビールに。私のホワイトパンドラは、柑橘香が爽やかな軽いタイプ。家内のブラックパンドラはココアがほのかに甘い、苦味のない黒ビール。飲みやすいベルギースタイルで、昼酒の二杯目にちょうどいい。
秋晴れの青空のもと、赤レンガ倉庫とベイブリッジを眺めつつ、ビールとソーセージであれこれしゃべり、いっぱい笑う。ドイツ豊穣の秋祭りは、久々の夫婦飲みに最高かも。あまりのハイテンションに、乾杯の歌が楽団が奏でられたら、肩組んでジョッキ片手に乾杯しちゃいそうな勢い?
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