昨年鳥取市街を訪れた際、町の食堂で「山陰ちゃんぽん」という麺料理をいただいた。長崎のそれとやや違い、野菜のあんかけがのった中華そばで、この地方ではこれをちゃんぽんと呼ぶというのを知った。鳥取はそんな「ちゃんぽん処」で、特典付き食べ歩きマップがあるなど、地元では定着したローカル麺らしい。
岡山県との県境に近い、山間の町である日野町にも、看板の屋号よりちゃんぽんの文字と写真が大きいぐらい、推しの店があるほど。さっきの金持神社ほどではないとはいえ、昼過ぎなのに駐車場はほぼ満車という、立地からしたら信じづらい盛況ぶりである。
ノーマルのちゃんぽんをオーダーすると、洗面器ぐらいありそうな大丼に、たっぷりのあんがかかった麺料理が登場。卵でとじた白菜、キクラゲ、もやし、シイタケ、ニンニクの芽など野菜がたっぷり、塩気がやや効いたスープに食が進む。麺はちゃんぽんよりやや細い程度の中太で、あんの絡みもよくズルズル進む。
昨夜は七珍の魚介三昧だったので、野菜を多量摂取していいバランス調整になった。店の目の前には日野川の清流が流れ、遠くには雪山の裏大山も臨める。清涼な風景もまた、味のうちの山里食堂である。
岡山県との県境に近い、山間の町である日野町にも、看板の屋号よりちゃんぽんの文字と写真が大きいぐらい、推しの店があるほど。さっきの金持神社ほどではないとはいえ、昼過ぎなのに駐車場はほぼ満車という、立地からしたら信じづらい盛況ぶりである。
ノーマルのちゃんぽんをオーダーすると、洗面器ぐらいありそうな大丼に、たっぷりのあんがかかった麺料理が登場。卵でとじた白菜、キクラゲ、もやし、シイタケ、ニンニクの芽など野菜がたっぷり、塩気がやや効いたスープに食が進む。麺はちゃんぽんよりやや細い程度の中太で、あんの絡みもよくズルズル進む。
昨夜は七珍の魚介三昧だったので、野菜を多量摂取していいバランス調整になった。店の目の前には日野川の清流が流れ、遠くには雪山の裏大山も臨める。清涼な風景もまた、味のうちの山里食堂である。