ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

支那そば大津天下ご麺@浜大津

2020年07月07日 | 旅で出会った食メモ
大津怒涛の三軒梯子は、やおとらに入る際に締めと梯子が決まってしまった、隣の店。「近江塩鶏麺」は牛骨スープに自家製麺がなじみ、あっさり塩味が梯子の締めにしみる。食べながらビールも頼んでいたような。

このへんは記憶になく、写真のラーメン見直したら今の時点で食べたくなった。胃に優しいのだろうな、胃に。

やおとら@浜大津

2020年07月07日 | 町で見つけた食メモ
大津怒涛の三軒梯子、次は湖畔に近い居酒屋で、界隈では珍しい深夜までやっている店。酒は一軒目で飲んでなかった普通のビールに、「菊正宗」の徳利で出てきた滋賀の定番「七本槍」。アテは昨日の彦根でハマりこのたび三たび目の近江牛スジ煮込み、「デリシャス」と品書きに銘打たれているウィンナー、今思い出すとハムを食べたか定かでないハムサラダ。

はいもう一軒、締め麺を兼ねてお隣の店へ。

駅前酒場御蔵@浜大津

2020年07月07日 | 旅で出会った食メモ
2月以来の大津泊、怒涛の三軒梯子となった。一軒目は京阪浜大津駅前、滋賀の地酒の品揃えがよい店で、とりあえずのクラフトビール「コーヒースタウト」からの、大津の平井商店「浅茅生」で馴染み、同じく大津の「浪乃音」+10度超辛で突き進む。アテは近江牛スジ煮込みに酒盗おろしにモロコ天ぷらに日野菜着けに枝豆と、湖国定番とこういうのでいいんだよ系をバランスよく。

書いて写真を見ているだけでアレなほどまだグラグラなので、記録のみにとどめ次いきましょう。

旅で出会ったローカルごはん…彦根駅前 『八千代』の、ひこね丼

2020年07月07日 | ◆旅で出会ったローカルごはん
地名がついた丼や麺は、後付けで名物化を狙ったあざとさが、時として感じられることがある。地元に根付いた「常食」とは別物の、観光ビジネス的名物。大概は名産の素材を継ぎ接ぎしてあるので、バランスが悪く味もまあ、という程度だ。とはいえハレの旅の場による脚色で食べる側は満足、しかも「映え」ればなおよしなので、需要に対してありはありなのだろう。

なので、市街のあちこちで幟を目にしたこの丼も、大して期待せずに押さえとして頼んだところ、前段で滔々と述べた諸々を素直に反省。白滝に牛すじの煮込み丼、しかも温玉載せとくれば、味に文句があるわけない。トロトロのスジは近江牛で、崩した黄身がこってり絡み、これまた味が染みた白滝が歯応えシャッキリのコントラスト。白滝に当地名物の「赤こん」が混じっているのが「映え」狙いっぽくもないがオーケー、味に問題なし。一気にかっ込み、やや残ったご飯は小アユの佃煮とともに平らげた。これはこれで、地元特産品との王道的組み合わせだ。

調べたところ、ひこね丼の定義は地元の近江米をごはんに使う事、具は彦根の名物を使うこととの縛りで、10の公式レシピから店ごとに選んで供しているという。天丼とかちらしとかひつまぶしとかバリエーションがある中、この店のがやはり一番旨そうだった。雨を避けてさんぽができたのに続く引きのよさで、これまた持っている彦根の旅となったかな。

彦根てくてくさんぽ5

2020年07月07日 | てくてくさんぽ・取材紀行
雨の彦根てくてくさんぽの2日目は、2年前にロケしたルートをたどる。城の北側の松原町では、かつて米蔵が建ち並んだ旧彦根漁港を歩き、内堀越しに井伊家筆頭家老の屋敷があった山崎郭を眺め、寺社町だった観音町筋で学問の北野神社に参拝し、内堀町のベンガラ格子の路地を歩き、広々した内堀沿いから国宝の天守をチラ見して、昨日歩いた夢京橋キャッスルロードへ合流した。詳細は2年前に、こちらにガッツリ書いたので、興味ある方はご覧下さい(3から7まで)。天気もこっちの方が良いし。

https://blog.goo.ne.jp/tokujyo-k/e/05055a7cff967c7af600cca79ceb6eb7

このルート、彦根城を観光する人はまず歩かないところで、城郭の北西側の手付かずのエリアだが、あまり手入れされてない堀や石垣、河口の漁港風景、住宅の合間に覗く城郭、点在する古民家など、彦根城と城下町の「素」の表情が伺えてオススメだ。特に内堀沿いの道は天守の隠れたビューポイントで、入城料をかけずにその姿を堪能できるのが嬉しい。

にしても一週間雨予報の彦根で、この2時間は奇跡的に降られず、ミッション終了後にバケツをひっくり返したような豪雨となった。久々のさんぽ旅、何だか持ってるかも?