ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

三崎てくてくさんぽ2

2019年06月16日 | てくてくさんぽ・取材紀行
漁港に臨んで建つ「うらりマルシェ」はマグロなど三崎港水揚げの魚介、キャベツや大根など三浦半島で収穫される地場野菜を扱うマーケットである。隣接する七輪浜焼きコーナーで、ここで買った食材をそのまま焼いて味わえるので、昼ごはんの仕入れにぐるり巡ってみることに。

歩いていると左右から売り声がものすごく、ぼんやりしていると勧められるままどんどん買ってしまいそうだ。炭火焼き用にもってこい、と貝類を主に扱う鮮魚店を覗いたら、地物のサザエが10個ほどで2000円、大ぶりのハマグリもネットにゴロゴロ入って1000円と、かなりお安い。どっちも買うことにしたら、おばちゃんがそれぞれ2、3個おまけに袋に入れてくれ、気前もいい。

そして場所柄、マグロはほとんどの店で扱っている。大トロ中トロなどのサクが破格なのも目を惹くが、水揚げ地だけにカマとか目玉とか特別な部位も安くてお得だ。貝の店のおばちゃんにオススメのマグロの店を聞いてみたら、向かいの店に案内してくれた上に品選びもしてもらえ、マグロの尾の身のステーキ用と、頭肉のぶつ切りという、玄人派な部位を選んでくれた。尾の身は仲買人がマグロの良し悪しを見分ける部分、頭は身が詰まって筋肉質と、ともに味が良い上に安いのも嬉しい。

さらに別の店で岩ガキを仕入れたら、大ぶりのカマにも目が行ってしまう。30センチを超えるサイズながら、1500円の値段は即、買い。すぐあぶって食べる旨伝えたら、骨ごと5つほどに切り分けてくれた。ひとかたまりがゲンコツぐらいあり、網の目に入った脂が見るからに食欲をそそる。

天気もいいし、隣接の屋外スペースに移動して、焼きながらのランチといきましょう。

三崎てくてくさんぽ1

2019年06月16日 | てくてくさんぽ・取材紀行
休みが合った日曜、梅雨の谷間の好天だしどこかへ行こう、ということで、やってきたのはマグロの街。水入らずでさんぽとランチもたまにはよし、と半日ほどの三崎てくてくさんぽ、いってみましょう。

三崎の町はバスターミナルのあるロータリーを中心に、魚市場や産直市場「うらり」がある漁港周辺と、ローカルな商店街が延びる銀座通り方面が、それぞれ見どころになっている。低気圧一過のこの日は、補正なしでこの空と海の青さ。風のせいで漁船が多数停泊しているのも、漁港の町らしさが感じられる。

昼時なので、まずはゆっくり魚介三昧からスタートしましょう。