昨夜某テレビ番組で、私が全く知らなかった性的嗜好の持ち主のことが紹介されていました。
大抵の変態さんは知っているつもりだったんですがねぇ。
「変態さんがいく」は私の愛読書の一つですが、この本にも載っていないタイプの変態さんでした。
変態さんがいく (宝島社文庫) | |
別冊宝島編集部 | |
宝島社 |
それはさておき、フィーダーとゲイナーですね。
フィーダーは食事を与える人という意味で、ゲイナーはそれを食べる人という意味です。
元々は飼い主と家畜を表す言葉だったようですが、女性にたくさん食べさせて、日常生活に不便を感じ、ついにはベッドから出られなくなるまで太らせることを好む男性をフィーダー、おいしそうに大量の食事をとる姿を観たいという男性の欲望をかなえることに喜びを感じ、食いまくる女性をゲイナーと言うそうです。
ゲイナーは歩くことも立ち上がることもできないほど太り、フィーダーは献身的にゲイナーの面倒を見ることに喜びを感じます。
面白いのは、フィーダーとゲイナーの夫婦の幸福感は、極めて高いそうです。
妻は献身的な夫を愛し、夫は自分の希望どおり太っていく妻を愛するということで、ご当人同士は幸せなのですね。
しかし、これは優しい虐待と言えるでしょう。
よくペットの犬や猫に餌をねだられて、食べる姿が可愛いのでついたくさん餌を与えてしまい、ペットが肥満になる、と言いますね。
それの激しいバージョンでしょうねぇ。
体重が300キロを超え、何も着ることができずに常時全裸で寝返りも打てなくなった女性にまだ食えと高カロリーの飯を大量に用意して、女性はそれを喜んで食べるなんて、間接的な自殺と自殺幇助としか思えません。
なかなかへヴィな変態さんですねぇ。
近頃体重増に悩んでいる私には、あまり良い番組ではなかったようです。
私の4倍も5倍も体重がある太っちょが次々に出てきて、まるで私が痩せているような錯覚に陥ってしまいました。
いけませんねぇ。
変態さんの性癖を責める気はありませんが、常軌を逸した過食及び過食を求める行為は、変態さんの枠を超えたもので、治療の必要があるものと思われます。
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