ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

寒い

2022年11月01日 | 仕事

 今日から11月に入りました。

 気温も急激に下がってきていますが、職場ではまだ暖房がつきません。
 築40年を過ぎるボロ建築で、冷暖房は細かな温度設定ができません。
 弱・中・強の3種類のみ。

 冷房も暖房も弱で十分効くのはせめてもの救いですが、全館一斉暖房のため、施設担当部署が大元の電源を入れないと、各部屋はエアコンが使えません。
 たしか基準となる部屋の気温が16度を下回らなけれ電源は入れないと聞いたことがあります。
 室内が16度というのは、けっこう寒いと思います。
 
 さらには昨今の電気代の値上がりのため、経費節減ということで、安全衛生義務に違反しているような状態で、職員はひざ掛けをしたり、小さな電気ストーブを私費で買ったり、環境は劣悪です。

 私は起毛した股引を履き、半袖の下着の上に長袖の下着を着用してYシャツを着ることで、一見薄着に見えるよう気を使っています。
 室内であんまり着ぶくれているのは格好悪いと言うか、気持ちが悪いのです。

 昭和な職場です。

 さすがに上層部もこれはまずいと思ったか、現在、億単位の金が必要な大規模修繕を計画しています。
 空調だけではなく、増改築も同時に行う予定です。
 しかし無駄にでかい建物ゆえ、業者に設計を提案させ、入札を終えて着工するまでに1年以上かかります。
 工事が完了するのは多分5年も6年も先でしょう。

 じき定年という年齢になってしまうではありませんか。
 
 その前に健康を害してしまいそうです。

 そのうえ事務室は南向きの部屋もあれば北向きの部屋もあります。
 南向きの事務室は比較的暖かいですが、北向きはやれません。
 しかも現在の部署は北向きです。

 千葉は比較的温暖と言われることもありますが、到底信じられません。

 思えば30代までは、股引だの長袖の下着なんて着たことがありませんでした。
 40を過ぎて寒がりになりました。

 年を取ると暑がりになる人もいると聞きますが、圧倒的多数は寒がりになるのではないでしょうか。
 
 今日付けで北海道から転勤してきた職員がいますが、北海道よりも寒いと言っていました。
 それは当然外気温のことではなく、室内のことです。
 北海道はむやみと暖房を入れるそうです。

 20代半ばの頃、柄にもなく北海道まで行ってスキーをやったことがありますが、北海道のホテルは気持ちが悪くなるほど暖房を効かせていました。
 スキーが趣味という先輩に無理やりのように連れていかれたのですが、その後一回もスキーなんてやっていません。
 先輩、スキーをやった後にスキー靴を脱いで温泉につかるのが最高だと言っていました。

 阿保らしい。

 それならそんな窮屈なスキー靴など履かなければ良いのです。 

 今の職場、残業が少なく、人間関係も良好なのですが、室温だけはブラックです。

 安全衛生義務に違反していると、暴れたくもなります。
 私にはそんな元気は残っていないので、誰か暴れてくれないかなと期待しています。
 でもきっと、多くの職員が自分以外の誰かに声を上げてほしいのでしょうね。


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