今日から11月に入りました。
気温も急激に下がってきていますが、職場ではまだ暖房がつきません。
築40年を過ぎるボロ建築で、冷暖房は細かな温度設定ができません。
弱・中・強の3種類のみ。
冷房も暖房も弱で十分効くのはせめてもの救いですが、全館一斉暖房のため、施設担当部署が大元の電源を入れないと、各部屋はエアコンが使えません。
たしか基準となる部屋の気温が16度を下回らなけれ電源は入れないと聞いたことがあります。
室内が16度というのは、けっこう寒いと思います。
さらには昨今の電気代の値上がりのため、経費節減ということで、安全衛生義務に違反しているような状態で、職員はひざ掛けをしたり、小さな電気ストーブを私費で買ったり、環境は劣悪です。
私は起毛した股引を履き、半袖の下着の上に長袖の下着を着用してYシャツを着ることで、一見薄着に見えるよう気を使っています。
室内であんまり着ぶくれているのは格好悪いと言うか、気持ちが悪いのです。
昭和な職場です。
さすがに上層部もこれはまずいと思ったか、現在、億単位の金が必要な大規模修繕を計画しています。
空調だけではなく、増改築も同時に行う予定です。
しかし無駄にでかい建物ゆえ、業者に設計を提案させ、入札を終えて着工するまでに1年以上かかります。
工事が完了するのは多分5年も6年も先でしょう。
じき定年という年齢になってしまうではありませんか。
その前に健康を害してしまいそうです。
そのうえ事務室は南向きの部屋もあれば北向きの部屋もあります。
南向きの事務室は比較的暖かいですが、北向きはやれません。
しかも現在の部署は北向きです。
千葉は比較的温暖と言われることもありますが、到底信じられません。
思えば30代までは、股引だの長袖の下着なんて着たことがありませんでした。
40を過ぎて寒がりになりました。
年を取ると暑がりになる人もいると聞きますが、圧倒的多数は寒がりになるのではないでしょうか。
今日付けで北海道から転勤してきた職員がいますが、北海道よりも寒いと言っていました。
それは当然外気温のことではなく、室内のことです。
北海道はむやみと暖房を入れるそうです。
20代半ばの頃、柄にもなく北海道まで行ってスキーをやったことがありますが、北海道のホテルは気持ちが悪くなるほど暖房を効かせていました。
スキーが趣味という先輩に無理やりのように連れていかれたのですが、その後一回もスキーなんてやっていません。
先輩、スキーをやった後にスキー靴を脱いで温泉につかるのが最高だと言っていました。
阿保らしい。
それならそんな窮屈なスキー靴など履かなければ良いのです。
今の職場、残業が少なく、人間関係も良好なのですが、室温だけはブラックです。
安全衛生義務に違反していると、暴れたくもなります。
私にはそんな元気は残っていないので、誰か暴れてくれないかなと期待しています。
でもきっと、多くの職員が自分以外の誰かに声を上げてほしいのでしょうね。
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