今日は久しぶりに寒い日となりました。
出かける気が起きず、久しぶりに読書など楽しみました。
小池真理子御大の短編集、「夜は満ちる」を読みました。
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夜は満ちる (集英社文庫) |
小池 真理子 | |
集英社 |
怪談というのか、ホラー小説というのか、そういうのに分類されるようですが、私は違った趣を感じました。
奇妙な味の、詩情あふれる幻想譚、という印象。
7つの短編からなる小説集ですが、震え上がるように怖いというのではなく、どこか切ないと言いましょうか。
至福の時を過ごさせてもらいました。