ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

夜は満ちる

2018年12月08日 | 文学

   今日は久しぶりに寒い日となりました。
 出かける気が起きず、久しぶりに読書など楽しみました。

 小池真理子御大の短編集、「夜は満ちる」を読みました。

夜は満ちる (集英社文庫)
小池 真理子
集英社

 怪談というのか、ホラー小説というのか、そういうのに分類されるようですが、私は違った趣を感じました。

 奇妙な味の、詩情あふれる幻想譚、という印象。

 7つの短編からなる小説集ですが、震え上がるように怖いというのではなく、どこか切ないと言いましょうか。

 至福の時を過ごさせてもらいました。


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