ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

胃カメラ

2016年05月29日 | その他

 午前中、かかりつけの内科で胃の検査を受けました。

 胃なんか痛くもかゆくもありませんが、かかりつけ医が、40代後半になろうというのに胃の検査をしたことが無いというのは甚だ剣呑だというので、しぶしぶ受けることになった次第です。

 かかりつけ医は、鼻に麻酔をかけて鼻から胃カメラを入れるから、全然楽だよ、なんて言っていましたが、あにはからんや。

 鼻からのどにかけて強烈な違和感を感じ、涙はぽろぽろあふれてくるは、おえっとえづいて大きなゲップが出るは、涎はだらだら垂れるは、生きた心地がしませんでした。

 楽にしてください、なんて胃カメラ用に雇われているらしい若い医師は涼しい顔ですが、楽にやってくれなきゃ楽になるはずないやんけ、と心の中で毒づきました。

 検査は7、8分で終わりましたが、永遠にも感じられました。

 結果は異常なし。

 検査結果をもとに15年来の付き合いになる50代のかかりつけ医の診察を受けました。
 検査結果が異常なしだったせいか、最近電子カルテを導入したんだ、すごいでしょう、なんて言いながら、パソコンの画面のカルテを見せて嬉しそうに鼻をふくらませていました。

 一瞬、殺意を覚えました。


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