ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ブラノボ村のおばあちゃん 

2012年05月28日 | その他

 ヨーロッパ最大の音楽の祭典、ユーロ・ヴィジョン2012が昨日行われたそうです。
 テレビやインターネットで2億人が見るというこのお祭り、ほとんどは若いロック歌手などが出演していますが、ロシア代表は、ロシアの片田舎、ブラノボ村に住む70代が中心のおばあちゃんたちです。
 その名もずばり、ブラノボ村のおばあちゃん
 揃いの民族衣装に身を包み、軽快なステップで歌い、踊る姿は圧巻です。

 

 なんとこのおばあちゃん達、この祭典で準優勝に輝きました。
 驚くべき快挙です。
 若い歌手ならこれを機に世界的スターへのし上がろうと野心をむきだしにするところですが、おばあちゃん達はいたって謙虚です。
 曰く「早く帰って農作業や家畜の世話がしたい」、「賞金はソヴィエト時代に破壊された村の教会の再建費用に遣いたい」だそうです。

 わが国にもかつて100歳を超えてテレビなどに登場し、大活躍したきんさん・ぎんさんという姉妹がいましたね。
 
 老いも若きも同じ人間。
 自分が評価されてうれしくないはずがありません。
 老いてなお盛んな老人を、恥ずかしいやつと見なす風潮もありますが、老いてなお元気な老人がいるということは、中年や青少年にとって未来への希望にもつながります。

 がんばってね、ブラノボ村のおばあちゃんたち

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