今日から仕事始め。
9日間という長い休みあけの宿命として、嘆きの月曜日です。
あぁ。
午前中は挨拶回りなどで、慌ただしく過ぎました。
午後はどうなりますことやら。
ひと昔前までは、この日は昼から大会議室で賀詞交歓会と称して酒を飲む日でした。
いい加減に酔っぱらったら、近所の神社にお参りに行ったり、自分が勤務する部署に戻って打合せテーブルでさらに飲んだり。
正午から17時まで飲むので、普通に勤務するよりしんどい面もありましたが、お屠蘇気分を職場で共有し、もって一体感を高めるという役割もあったように感じます。
それが、公的機関に勤める者が勤務時間中に酒を飲むとは何事か、ということになり、挨拶回りをするだけで、終始素面で過ごす日に変わりました。
長引く不況とともに、社会全体が委縮し、さらに堅苦しくなっているようです。
建前はともかく、人間社会には必要な、くだらぬ風習や付き合いを排除し、それをもって正しいと胸を張るのは簡単ですが、それでは日本社会を維持し続けていくのは難しいのではないかと思います。
善し悪しはともかく、どろどろした人間関係の中で発展してきたのがわが国ですから。
ビジネスライクは楽ですが、人間と人間の関係性の核ともいうべき存在というか感情というか、何とも言い難い何物かを無視しては、人間が動物である以上、どこかで行き詰まるでしょうね。
まぁ、それはともかく。
今の常識に従って生きましょう。
私はただ、時代のスタンダードに従って、立場にふさわしい態度を演じ続けるよりほか、生きる方法は無いのですから。
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