ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

合法ドラッグ中毒

2021年11月16日 | 精神障害

 最近、酒を呑む回数が減りました。
 前は毎晩、休日には昼も夜も吞んでいたのですが、今は週末だけ。

   素面でも眠れるようになりました。
 
   起きている時は抗不安薬。
 抗不安薬、かつては精神安定剤と呼ばれていました。
 ラリった状態で日中を過ごしています。
 そうは言っても合法薬なので、どうってことはありません。
 ラリった状態でも、仕事に支障を来すことはありません。

 抗うつ薬は一種の興奮剤。
 こちらも手放せません。
 気持ちよいですから。
 抗うつ薬と抗不安薬の組み合わせ、ほとんど合法ドラッグです。

 症状がきつい時は水でも飲んでいるかのように効いている感じがしませんでしたが、寛解の状態に至って、薬の効き目を実感するようになりました。
 寛解状態であるからこそ、ラリった状態になっちゃうんでしょうね。

 元気になったから減薬しようという話になったことが何度もありますが、そのたびに失敗しています。

 おそらく、精神病薬の中毒みたいになっているのだと思います。
 中毒になっているからこそ、減薬に挑んでも、離脱症状みたいなものが起きて、苦しいだけだから減薬をしようとも思いません。

 精神障害発症前、薬を飲まずに元気に働いていたことが、今となっては信じられないような気がします。
 そして世間の多くの人が、薬も飲まずに元気でいられるということも。
 
 合法薬物患者一丁上がりです。

 でも、私は今の状態が幸せだし、医者が出す薬を飲んでいるだけなので、何の問題もないと思っています。
 よく、精神病薬や睡眠薬は癖になると言います。
 依存性が強いのですね。
 で、私はそれにどっぷりとはまり、抜け出せなくなっているというわけ。

 しかし、酒と違って肝臓をやられることはないし、正気を失うこともありませんし、二日酔いになることもありません。
 アルコール中毒みたいに生活が破綻することもありません。

 違法薬物ならともかく、合法ドラッグなら、自分が心地よいと感じる量を、じゃんじゃん飲んでやろうと思っています。
 それで精神の均衡が保てるなら、迷うことはありません。

 むしろ、精神を病んでいるのに精神科への通院を嫌がったり、通院して薬も処方されているのに飲まずに捨てちゃったりする人の気が知れません。
 精神病患者自らが精神病差別をしているようなものです。

 おそらく私は生涯精神病薬を飲み続けるものと思います。
 高血圧の人が一たび降圧剤を飲み始めたら止めることが出来ないのと同じようなものかと思っています。

 ただ違うのは、気持ちよいということ。
 でも気持ち悪いよりよほど良いと思うのです。


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