私のことではありません。
4つ年上の先輩が、突如、本日付けで退職となりました。
とはいっても、ここ3か月ばかり、病気休職していて、本人から連絡があったものです。
この先輩、20代の頃から、半年くらい出勤しては1年ほど病気休暇を取る、その繰り返しでした。
普通に考えれば、心身の故障により職務に耐えられない場合、にあたり、解雇されてもおかしくない状況が続いていた人です。
よく20年以上、うつ病に耐えながら完全復帰を目指し続けたものだと思います。
その根性は見上げたものです。
そしてまた、職場も完全復帰する日が来ることを信じて、根気よく雇い続けたものだと思います。
私の職場の規則では、3年間まで、病気休職できます。
復帰後一か月出勤すれば、振り出しにもどり、また3年間休めます。
しかしその規則が厳格に適用されることはなく、大体は休み始めて1年も過ぎれば退職していきます。
それにしても、いやぁな気分です。
私も過去、8か月に及ぶ病気休暇を取ったことがあります。
幸いにして復帰してからそろそろ丸8年、出勤を続けていますが、なんだか他人事とは思えません。
多分管理職に引導を渡されたんじゃないかと想像します。
その先輩、今、どういう心境でいるんでしょうね。
晴れ晴れしているのか、鬱々としているのか。
生きていくための方途が見つかったんなら良いですが。
先輩の将来が明るいものであることを祈ります。