ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

デッド・フレンド・リクエスト

2018年02月24日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

   お昼を食べてから昼寝を楽しみ、性懲りもなくまたホラーを鑑賞しました。
 これはなかなかの快作でした。

 「デッド・フレンド・リクエスト」です。

デッド・フレンド・リクエスト [DVD]
アリシア・デブナム=ケアリー,ウィリアム・モーズリー,コナー・パオロ,リーゼル・アーラース
ポニーキャニオン


 


 フェイスブックらしきSNS上の友達が800人以上で恋人もいる大学生のローラのもとに、友達が0人の同級生マリーナから友達リクエストが届きます。
 ローラが承認すると、マリーナはしつこく付きまとうようになり、閉口したローラが友達リストから削除すると、マリーナは自ら命を断ち、しかもその様子の動画をSNSにアップします。

 それ以来ローラは、悪夢に悩まされるようになった上に、友達が次々と亡くなる悲劇に見舞われ、というお話。

 テンポが早く、小気味いいのが快感です。
 また、パソコンやスマホを落とした状態の黒い画面を、魔術などで使われる黒鏡に見立てているのも初めて見る演出で、興味深く見ることができましたね。
 テレビ画面から貞子が抜け出てくる「リング」ほどの強烈さと目新しさは無いですが。

 ローラが死の連鎖を止めるため、マリーナの素性を調べ、その恐るべき過去に戦慄しながらも、はるか田舎町に出かけていく、というストーリーは、Jホラーの金字塔、「リング」を彷彿とさせます。

リング [DVD]
鈴木光司,原正人,高橋洋
ポニーキャニオン

 残酷シーンは抑え目で、心理的な恐怖をかきたてていきます。

 ラストはローラが友達をすべて失い、マリーナそっくりの状態になって、SNSで友達を求める、という、ループのような感じになっています。

 久しぶりに夢中になって観ることができました。


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フェブラリィ ~消えた少女の行方~

2018年02月24日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 朝っぱらからホラーをDVDで鑑賞しました。

 「フェブラリィ 消えた少女の行方」です。

フェブラリィ -消えた少女の行方- [DVD]
エマ・ロバーツ,キーナン・シプカ,ルーシー・ボーイントン,ローレン・ホリー
Happinet

 


 寒々しい2月の全寮制の高校。
 休暇に両親が迎えに来ず、寮に残った上級生のローズと下級生のキャサリン。
 そして、精神病院を抜け出した謎の女性、ジョアンナ。

 この3人の女を軸に、物語は薄暗く、雪深い学校を舞台に静かに進みます。

 やがて、ローズとジョアンナの物語と、ジョアンナの物語は時間軸がずれていることが分かります。

 ジョアンナの物語は、女子高生二人の物語の9年後。

 真冬の寮で狂っていくキャサリン。
 サイコ・スリラーなのかと思っていたら、オカルトっぽくなったり、また説明っぽい描写が無くてただ映像を提示する手法なので、分かりにくいことこの上ありません。
 そのうえ、テンポが遅く、中ダレします。

 まぁ、美女が3人登場することと、思わせぶりな雰囲気を楽しむだけの作品です。

 なかなかホラーの名作に当たりませんなぁ。 


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