ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

うつ病患者の言葉使い

2018年02月22日 | 精神障害

  お昼休み、インターネットを見ていたら、興味深い記事を見つけました。

 うつ病患者には特有の言語的特徴がる、というのです。

 一つは、一人称の多用。
 うつ病に罹患すると、俺が俺が、じゃないですが、自分の世界に閉じこもり、他者に興味を示さなくなるのではないか、という説と、元々自分中心に物事を考えがちな人がうつ病に罹患しやすいのだ、とする説があるそうです。

 原因と結果がどういう関係にあるか分からない、ということでしょうか。

 もう一つは、絶対に、とか、必ず、とかいった言葉を多用する傾向にあるということ。
 白黒をはっきりさせたがる、ということのようです。
 こちらも原因と結果の関係は不明とのこと。

 自分のうつ状態の頃を振り返ってみても、自覚的にはそういった言葉を多用していたという自覚はありません。

 ただ、自分の性格を分析してみると、確かに自己中心的で、白黒をはっきりさせたがる、という傾向は、子供の頃から強かったように思います。
 また、今、寛解している状態ですが、やっぱり自己中心的で白黒をはっきりさせたがる、という傾向に変わりはありません。

 そうなると、うつ病に罹患すると上のような言葉を多用するようになる、と言うよりは、元々そういう言葉をよく口にする人がうつ病になりやすい、と解釈するほうが、私にはしっくりきます。

 これは子育て掲示板・学生の掲示板といった、うつ病と関係の無い人の掲示板と、不安とうつの掲示板・自殺願望掲示板をコンピューターで解析した結果得られた結論だそうです。

 コンピューターというのは怖ろしいものですねぇ。
 コンピューターによる言語解析は他の様々な精神疾患でも行われているそうです。

 そのうち精神科医はお払い箱になって、人工知能による治療が行われるようになるかもしれませんね。


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