6月1日に納車されたインプレッサ2.0Sですが、一ヶ月点検の一週間前に1,100キロを超えてしまい、今日、一ヶ月点検ならぬ1,000キロ点検のため、スバルの営業所に行ってきました。
スバルが力を入れる発表したばかりのレヴォーグの試乗希望者が引きもきらず、予約していない客は丁重にお断りしている模様でした。
少ない営業マンはみな忙しそうでした。
スバルは国内メーカーでは販売台数は最下位あたりをうろうろしていますが、根強いファンがいるようで、利益率は業界トップを維持しているそうです。
わずか1,000キロですから、特に悪いところはありませんでした。
安心点検パックというのに入っているため、無料でオイル交換をしてくれるところ、2,100円払えばより走りが良くなるとかいうグレードの高いオイルに交換できる、と熱心に勧めてきました。
タイヤとかならともかく、走りが良くなるオイルという意味が分からず、今までと同じオイルを無料で交換してもらいました。
私はこれまで3台続けて日産車に乗り、4台目で初めてスバル車を購入しましたが、なんだか車オタクみたいな営業マンが多いようで、やたらと走りということを強調します。
日産は普通の会社だったなぁ、と痛感します。
正直、スバルの営業マンと話すと、スバル車への愛と情熱に満ち溢れ、少々辟易しますね。
しかし、確かにガリガリと路面を掻くような感じや、ボディのわりに小さい回転半径、自然な加速などは気持ちが良いものではあります。
何年これに乗ることになるんでしょうねぇ。
そして次の買い替え時、またスバル車を選ぶんでしょうか。
当分は今の車を楽しみたいと思っています。
金が欲しさに醜いゲームにはまっていく友人同士を描いたシチュエーション・スリラーを鑑賞しました。
「ザ・スリル」です。
ザ・スリル [DVD] | |
パット・ヒーリー,イーサン・エンブリー,サラ・パクストン,デヴィッド・ケックナー | |
ビデオメーカー |
初めての子が生まれたばかりの作家志望の中年男。
食うために続けていた自動車整備の仕事を解雇されます。
貯金もなく家賃も払えない彼は、立退きの通知を受け、絶望のあまり独りでバーへと立ち寄ります。
そこで5年ぶりに高校時代の友人と再会し、酒を呷ります。
友人もまた、犯罪すれすれの仕事でどうにか日銭を稼ぐ貧乏人。
謎の金持ち夫婦に一緒に飲んだら奢ると言われ、ご馳走になることに。
彼らは2人にあるゲームを仕掛けるのです。
「これができたら◯◯ドル! 」
ごく簡単な内容と引き換えに現金を手にし、喜ぶ2人でしたが、ゲームの内容は次第にエスカレートし、遂には逃げ場のない究極の選択へと彼らを導いていくのです。
金が欲しさに自分の小指を切り落としたり、ついには友人と殺し合いにまで発展したり。
目の前で最初は数万円、次第に数十万、数百万、数千万の金を積まれ、貧乏な男2人は醜くもエスカレートするゲームから逃れられなくなっていきます。
そしてそれを楽しむ金持ち夫婦もまた、醜いとしか言いようがありません。
金が欲しいのは誰でもそうですが、人間、貧すりゃ鈍すの言葉どおり、どこまでも行ってしまうのですね。
金持ちではなくても日々の糧に困っていなければここまでは出来ないと思いますが、悪いことに、2人とも明日食うことにすら困っていたのですよ。
私は毎週LOTO7を購入し、そうすることで、もしかしたら若隠居できるかも、という希望を糧に日々生きている欲深な人間ですが、さすがに150万円程度の金で自分の小指を切り落とすなんてことはできませんし、2500万円積まれても友人を殺そうなんて思えません。
でもそれをしてしまう人間の業の深さに慄然とさせられました。
私と同居人が同時に解雇されたら、同じことをするかもしれませんし。
それにつけても、金の欲しさよ。