この炎天下、外を歩くのは危険ですが、週末くらい1万歩を越えたいと考えて、千葉三越と千葉パルコをぐるぐるまわることにしました。
最近、60分100円が一番安かったソープ街、栄町に、なんと70分100円という驚きの安さの時間貸し駐車場ができたので、そこへ車をとめてまずは千葉三越へ。
千葉のデパートでは千葉そごうのほうが規模も大きく、多くの客を集めているようですが、私はここが苦手です。
デパートにしては雑然としたディスプレイ、低めの天井、高めの温度に設定された空調など、細かな所が気に食わず、ストレスとなっててきめんに疲労してしまうのです。
その点千葉三越はゆったりした作りで、ストレスを感じません。
千葉三越、庶民には高嶺の花な商品が並んでいました。
パパスというブランドでは半そでのシャツが4万円。
私が今日着ていたのはユニクロで1900円で買ったシャツだというのに。
ロレックスをのぞいたら、一個200万円もする腕時計がありました。
阿呆ですか。
私は腕時計を持っていません。
時刻なら携帯でも分かるし、万歩計でもわかります。
何より金属質の物体を直接肌に装着するのが気持ち悪いのです。
私が三越で買うのはスーツくらいでしょうか。
スーツばかりはある程度の金額がするものを買わないと着心地が悪くて着なくなってしまうので、安物買いの銭失いになるよりはマシです。
スーツはブルックス・ブラザースに決めており、ここのスーツは流行に関係ない物が売っており、しかも私の体型にフィットするので、ここ10年ばかりはブルックス・ブラザースでしかスーツを買ったことがありません。
三越でカジュアルを買うときはシャツでもジャケットでもスコッチハウスに決めています。
ここも流行に流されないし、私の体型によく合います。
パパスみたいに高くないし。
でも今日は歩数をかせぐのが目的なので、何も買わず、全てのフロアを冷やかしました。
喫茶店でアイスコーヒーを飲んでから、千葉パルコへ。
千葉パルコは長いこと若者に特化した商売をやっており、店内には騒音としか思えない音楽が大音量で流れ、一秒たりともいられませんでしたが、最近、団塊の世代が引退したせいか、だいぶ雰囲気が変わって、アダルトな感じになり、音量も控えめでストレスを感じなくなりました。
パルコでは日頃目にすることの無い楽器店などをのぞき、私が大嫌いな登山の専門店をも冷やかしたりして、世の中にはいろんな世界があるものだと感心しました。
作戦は見事あたって、10,280歩。
でも、「しっかり」は0歩でした。
オリンピック女子サッカー、日本がブラジルを2-0でくだし、4強入りを決めましたね。
ワールド・カップ決勝ではもう敗れた、と思ったところ同点とし、PKを制するという神がかりのような強さを発揮しました。
なんでもワールド・カップとオリンピックを連覇したチームは今だ存在しないとか。
それを期待してしまうのは、国民として自然か感情です。
飛行機の席が男子はビジネスなのに女子はエコノミーだったり、スーパーのレジ打ちで稼ぎながらワールド・カップ出場している選手がいたり、プロ・リーグに参加していても年収は平均的サラリーマン並みだったりと、女子サッカーをめぐる状況はあまりに過酷なものです。
ワールド・カップで優勝してからずいぶん待遇は良くなったようですが、自らの待遇改善のためにも、もうひと踏ん張りしてほしいものです。
準決勝は強豪フランスとあたるようですが、4強まで来てしまえば楽な相手なんているはずもありません。
まずはフランスを撃破し、決勝へと駒を進めて欲しいものです。
なでしこJAPANには、どこか神がかり的なところがありますから。