菜の花座、ダンス祭りにも挑戦！

 「たかはたおどり祭り」だって、不思議なイベントだよな。

　クラシックバレーだって、ジャズダンスだって、ヒップポップだって、エアロビだって、いえいえ日本舞踊だって、なんだってあり！ってんだから。もう、大胆って言うか、思い切ったって言うか、破れかぶれ感満ち溢れるイベントだよな。

　菜の花座、出ることにしたから。うっ？芝居じゃなくて、ダンスで？あの実力で？

　いっくら舞台で好評だったからって、そりゃお芝居の中だからのことじゃないの？って、尻込む気持ちもないわけじゃない。そこそこ見てもらえるメンバーもいれば、それ、ダンスのつもり？って者まで、とことん不揃いのチームだ。

　でも、この先、音楽やダンスを取り込んだ演劇続けたいなら、下手は下手なりに出るとこ出て、恥かくことも大切なんじゃなの。踊り専門に活動してる人たちには失礼だろうけど、菜の花座みたいな踊り好きもいるってこと知ってもらうのも大切な気がするんだ。ダンスに集中してるグループの踊り観るってことも大切だし、できれば、これを機会につながりも作りたい。菜の花座の宣伝にもなるし。

　菜の花座、これまでも、へぼじゃあっても、けっこう踊ってる。昨年だけでも、シニアの舞台で『恋のフーガ』、若手が前座で『恋ダンス』。秋公演の『ニャン婆と時之助』じゃ、『黒猫のタンゴ』、『嗚呼、素晴らしきニャン生』、『猫中毒』三曲も踊った。シニア演劇学校6期生公演にお付き合いしたメンバーは『Uptown Funk』なんて今時のダンスも頑張った。芝居の中で踊ったものなら、下手でも少しは様になるんじゃないか。衣装や小道具なんかも付けて踊れば、けっこう喜んでもらえるかも知れない。

　参加は9団体ってことで、それぞれ15分の持ち時間と連絡があった。そんなにもらえるの！だったら、『ニャン婆と時之助』から三曲、『黒猫のタンゴ』、『嗚呼、素晴らしきニャン生』、『猫中毒』ね。芝居の時と同じ衣装や小道具つけて踊っちゃおうじゃないの。

　照明、どうなんだ？階段とか大道具持ち込めるのか？それ以前に、菜の花座、誰が出られるんだ？すべてはこれからだ。今週末に実行委員会がある。そこでだな、細かな打ち合わせは。

　開催日時は3月25日13時から。会場は高畠町文化ホールまほら。2月末のねほだれ大会に続いて、菜の花座、高畠デビューの春だぜぇ！