ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

落ち込みから這い出せ!その①

2018-02-11 09:43:34 | 暮らし

 夢見、悪過ぎぃ!埋葬の風景だぜ、死体じゃない、生きたまま、そう、生き埋め!誰が?って、俺だよ、自分だよ。掘られた穴に横たわって、体はほとんど土に埋もれてる。残るは、顔だけ。どうやって顔も埋めるか、思案してる。苦痛が長引かぬようにするにゃどう埋めてったらいいんだ?って、どうやったって苦しいだろ、いい加減にしろ!早く土を掛けろ!って叫んで目が覚めた。

 これ、リンチだよ、自己処罰だよ、間違いなく。わかる、すっごくわかる!昨日一日が最悪だったんだ。

 ケチの付き始めは、町芸文祭の反省会、反省資料のアンケートの中に、菜の花座コントへのコメントがない!えっ、あんなに会場沸かしたのに?置農演劇部の演歌舞踊へのお褒めの言葉が見られない!えっ、あの拍手喝さいで?、コントは面白くて当たり前、高校生の演歌舞踊がお見事とりを飾ってもそれもう当然、まっ、慣れられちまったってことだ、って慰めたが、ダメージはたしかにある。

 その後の新春交流会を終えて、家に戻って、台本書きのための本読みするか?いや、一息入れて、サッカー観戦だろ。サッカースーパーカップの録画を見る。ここまでは、許せる、セレッソが素晴らしい試合運びで勝ったし。

 よしっ、気を良くしたついでに、スマイルジャパン(女子アイスホッケー)のオリンピック初勝利に立ちあうか、って、ついつい誘惑に負けて、これまた録画を再生。第2ピリオド、同点に追いついて、さっ、いよいよ、勝ち越しの第3ピリオド、と、気合いを入れた途端に失点!それもあり得ない凡ミス、自陣ゴール前で安易な横パスをカットされて練習のように叩き込まれた。うわーっ、あのミスした選手、たまらんだろうな!一生?この瞬間の自分を責めるよな、って思ったら、こっちも気持ちがずんずん落ち込んできて、結局、そのまま敗戦。

 おいおい、9時回ってるぜ!完全に半日無駄にした!台本閉め切りじりじり迫ってきてるのに、いいのか、そんなことで!?よしっ、少しでもいいから、本開くか、と机に向かうも、飲み続けたウィスキーは体中に行きわたり、すでに体内アルコール濃度は許容限度ぎりぎり、ダメだ、とても。

 早く寝て、明日は朝から頑張れ!と気持ちを切り替えて風呂を焚く。沸くまでの間、いいか、オリンピックだし。いつの間にかテレビに見入って、今度はスキージャンプ、小林潤志郎が失速、あーぁ、とまたまた意気消沈、で、止めりゃいいのに、結局、最後まで見続けてしまって、午前1時過ぎ!

 バカだ!アホだ!なんてダメな奴なんだ!ダラダラと流されおって!今日一日無駄にしたじゃないか。残り16日のうちの貴重な1日だぞ。そんなんで、いいもの書けると思うんか!くしゃくしゃの心でさらにウィスキー一杯ひっかけ、そ、それがいかんのだぁぁぁ!そのけじめの無さが、と、怒り渦巻く頭を抱えつつ寝床に入った。

 で、あの夢だ!もう。

 寝覚め最悪、このやり切れないドツボ感からどう抜け出すか?さぁ、なんとか、出口探さねば・・・・


コメント
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