ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

夢うつつの中で夢を見た?!

2018-02-18 09:56:11 | 菜の花座

 熱は下がって震えは治まった。喉の痛みもなんとかやり過ごせて、次は鼻!やっぱりなぁ。喉から鼻へ、そういうローテーションなんだよ、僕の風邪は。

 風呂場でガタガタ震えることも、夜中のトイレで悪寒と戦うこともなくなって、安眠が戻って来るかと思ったら、なんの、そうは簡単に解放してもらえない。風邪を追っ払うほどの体力なんて付いちゃいないんだ、自惚れもたいがいにしろよ。

 鼻は詰まってんだか、溜まってんだか、喉もタンらしきものがへばりついているようないないような、なんとも言われぬ不快感で熟睡できない。くっきり目覚めちまえしば、本を読むとか、割り切れるんだが、そこまでの覚醒感はない。

夢うつつのままに、台本のことやらが勝手に行き来する。稀には、飛び切りの閃きがやってくることもあるが、まあ、たいがいは、わかってるよそんなこと、そんなもん使えるか!ってものばかりだ。いい加減、眠らせろよ。

 しばしのまどろみ、うん?今度は何のアイディアだ?えっ、ダンス?プラザのロビーで月1ダンスライブする?はあはあ、K先生のリコーダーグループがやってるあれね。なるほど、悪くないかも。プラザはホールに図書館が併設されてるから、イベントの無い時でも常時利用客の出入りがある。けっこう子供連れも多いし、中高生の利用も多い。その人たちに足を止めてもらおうってことか。

 ダンスは上手くなって欲しい、だから、たかはたおどり祭りにも参加することにしたわけだし。これまでも、芝居の中でダンスはできるだけ踊るように仕込んできた。去年だって『ニャン婆と時之助』で3曲、「黒猫のタンゴ」「嗚呼、素晴らしきニャン生」「猫中毒」、シニア全国大会向けに「恋のフーガ」、

 手の空いた若手に「恋ダンス」、ほらね、けっこう踊ってるわけよ。

 せっかく手に入れたレパートリーを腐らせたくはないよなぁ。これからもこの調子で新しい出し物仕入れていくだろうし、それを錆付かせないためにも、定期的な披露の機会が必要かも知れんなぁ。

 ただ、難しい問題も幾つもある。図書館の入り口で騒いでいいのか?ってこととか、定期的な芝居の稽古の合間って忙しいんじゃないか、とか、今でも十分忙しいのに、さらに、ダンスのレッスン組み込むのか?とか、とか。

 所詮、夢うつつの中で出会った夢だからな、実現には至らないかもしれないが、一つの可能性として、温め続けてもいいかもしれない。おお!不眠の効用。眠りを求めて転々した苦しさがちょっぴり報われたかな。

 

コメント
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