暑中お見舞い申しあげます。
写真のような場所で涼みたいものです。
当地は今日で熱帯夜が7日、猛暑日が6日続いています。
これがあと4日、日曜まで続くようです。
経口補水液が安売りしていたので、まだ1本残っているのに、3本買って来ました。
日経版のインターネットに、
「トヨタはなぜ、『なぜ』を5回繰り返すのか」といったタイトルで、
(大分県の大学教授の植村修一氏)が投稿されていました。
その一部は次の通りです。
[ 問題解決にあたって、生産管理については、かってトヨタ自動車の副社長だった、
大野耐一氏が「トヨタ生産方式」(ダイヤモンド社)の中で明らかにした、
「なぜ」を5回繰り返す話が有名です。
たとえば、機械が動かなくなったとした場合は、
(1) 「なぜ機械が止まったのか」
オーバーロード(負荷の掛け過ぎ)がかかって、ヒューズが切れたからだ。
(2) 「なぜオーバーロードがかかったのか」
軸受部の潤滑が十分でないからだ。
(3) 「なぜ十分に潤滑しないのか」
潤滑ポンプが十分にくみ上げていないからだ。
(4) 「なぜ十分くみ上げないのか」
ポンプの軸が摩耗してガタガタになっているからだ。
(5) 「なぜ摩耗したのか」
ストレーナー(濾過器)がついていないので、切粉がはいったからだ。
このように、5回の「なぜ」を繰り返すことによって、
ストレーナーを取り付けるという対策を発見できたとします。]
この対策は、生活面でも取りいれることができるようだと思う。
たとえば、何度も同じ失敗を繰り返す、あるいは、日記の様式や記述項目を改めても、
三日坊主になってしまうといったことに、この考えを取り入れるようにも思われる。
50年ほど前のことだが、データ通信のソフト設計担当だったころ、
プロミングの難しさを悩んでいると、ある人が、こんなことを言ったので唖然とした。
「電算機に日本語を理解させろ、日本語を電算機がわかる言葉に翻訳する方法を考えろ」
いまは、まったくその通りになっています。
例えばExcelであれば、データを入力して表の作成するとすれば、
パソコンのリボンやバーの記号を使ったり、関数を使い、
そのほかに、マクロを使ったりして、プロミングははしない筈です。