最近、またまた、2冊の本を買いました。
1冊は、池波正太郎の「鬼平犯科帳 1 」。
先日、逢坂剛の長谷川平蔵シリーズ2冊を買いました。
長谷川平蔵といえば、池波正太郎の「鬼平犯科帳」が非常に有名で、
多くの人から読まれ、24冊ものシリーズ物として出版されている。
(時代小説好きの私だが、読んでいなかった)
そんな状況の中で、
逢坂剛氏は、長谷川平蔵の捕物帳を、よく書く気持になったものだし、
しかも、シリーズ2冊目の「平蔵狩り」が2015年の吉川英治文学賞を貰っている。
そんなことから、
文体も違うだろうし、火盗改方の頭取としての平蔵のとらえ方も違うだろう、
どんなふうに違うのか、ぜひ、読み比べてみようと思った。
(後日、その違いを纏めて、ブログにUPしたいと思っている)
2冊目は、半藤一利の「幕末史」。
NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」が、先日、終わった。
テレビを見ながら、幕末の長州藩の藩政の歴史を、復習してみたいと思っていた。
店頭で、「幕末史」の「はじめの章」を立ち読みしたら、
著者が「反薩長史観」になるだろうと述べていた。
私が昔習った歴史は、
"勝てば官軍、負ければ賊軍"の思想で書かれていないだろうが、
(長州藩史よりも日本史になるだが)
これだと思った。