サンデーサイレンス死亡

既に夕刊などに記事が出ていて、ご存知でしょうが、あの大種牡馬サンデーサイレンスが、１９日午前１１時、衰弱性心不全でけい養先の北海道早来町の社台スタリオンステーションで死亡した。１６歳だった。
少し前の新聞の記事で、蹄葉炎を発症し、近く安楽死の処分と書かれていたので、遅かれ早かれこの知らせは、来るものと思っていたが、やはり、こうして死亡の知らせを受けると寂しいものがあるなあ。
しかし、生き物とは、必ずいつかは死んでしまうもの。ゆえにオスは子孫繁栄のために自分の血をこの世に残そうとする。
そう考えると種牡馬になれず、最悪は馬肉になってしまう馬も沢山いる中、サンデーサイレンスの生涯は、すばらしいものであったのではないか。
あとは、更にその優秀な血を残すべく、後継種牡馬達にがんばってほしいものである。
現在、フジキセキ、ダンスインザダークが種牡馬として活躍しているが、今後は、スペシャルウィーク、アグネスタキオンあたりがいい子を出してくれることを期待する。
ただ、このサンデーサイレンス死亡を受けて、マンハッタンカフェが今年で引退し、種牡馬生活に入るとの話も聞くが、力があるうちに早々に引退してしまうのは、なにか寂しい気がする。やはり、競走馬は走ってなんぼ。引退は、力を出し切ってからしてほしいものである。