blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

9月を振り返って

2008-09-30 23:06:55 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
つらい出来事に始まり、ドラマのような展開をはさんで、新生活に一歩踏み出す動きまでいくことができた。
一時はつらいだけで終わっていくイメージすらあった今月だから、いい意味で波乱の月であったとも言える。

今の職場の同僚から手痛い批判を受けたのは、今月の最初のほうであった。
乏しい稼ぎを改善するため、いずれ離れるべき職場ではあったにせよ、本当にやめる決心をしなくてはいけなくなったのは、この出来事がもとである。
私にとって初めてとも思える「楽しい職場」でこんなことがあって、精神的にもずいぶん荒れた。
1日だけだが、酒に逃げて惨めな姿をさらした。
8月は家族に悲しいことが起きて、本来であれば当事者を元気付ける役割を果たすべきところが、一時はそんな余裕すらなくなった。
自分の弱さをこれほど痛感したことはなかったように思う。

次の仕事を見つけるのに「長期戦」は考えていなかった。
言葉は悪いが、できることなら何でも、とさえ考えていた。
非正規がどうだ、内容がどうだ、交替勤務がどうだなどとは言っていられなかった。
そう思って必死に動いていたら、先日も書いたような不思議なご縁に恵まれて、思ったよりも相当早く次の仕事が決まった。
今回のご縁がなければ、派遣で工場に入って単純作業の毎日を覚悟していた。
ただお金を稼ぐだけの仕事でなく、自分の持っているもので勝負できる仕事に今から挑むことができるのは奇跡としか言いようがない。

今日は富山市内に出て、新しい住居の候補を見て回った。
本命視していた物件が意外にショボかったことで業者を2件ハシゴする展開になったが、いろいろなタイプの部屋を見て大いに勉強になった。
通勤の便はもちろんだが、周辺の環境なども勘案して、数日中には方向を決めたい。
今の自宅は家賃は破格に安いが、スペースはまさしく必要最小限だ。
次の住まいは、多少費用が上がっても、もう少しの余裕と生活の利便性を追いたい。
見かけの安さにつられて不便なところを選ぶと、結局はガソリン代などがかかって月々の出費は変わらないなどということになる。

新しい仕事では、応分の収入も入る。
月々大赤字をこいていた生活からは解放される。
そうはいっても、しばらくはムダ使いは禁物だ。
本当の意味での「財政再建」が果たせるまではガマンである。
ほしいもの、やりたいことは、それからでも遅くはない。

今年もあと3ヶ月、1人の自立した人間への助走期間となればいい。
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