blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

墓穴

2024-10-05 23:08:14 | 日記

今日は土曜当番、少しヒマになったところで指示役から声がかかって、とある仕事を命ぜられたので昼ご飯に前後してかなり長い時間倉庫の中にこもることになった。

当日は土曜日ながら多量の入荷物があるのであらかた倉庫内の運搬で過ぎていくかと思いきやそれはしなくてもいいと言う。

命ぜられた仕事だから黙々とやってはいたが、その間にもモノは倉庫内をどんどんと移動する。

運搬作業には大型ドライバーさんの姿もあった。

 

本来、倉庫内の運搬は私も含めた倉庫メンバーの仕事であり、ドライバーさんは我が社とメーカーさんの往復に集中してもらって取り下ろしと運搬の負担はなるべくかけないのが筋である。

ドライバーさんだってフォークリフトには乗れるので手伝いに入っていただく分にはありがたいが本来業務を超える負担であることには相違ない。

ただでさえ人が少ないところ、倉庫のメンバーである私を運搬からあえて削って別作業にあてた意味が分からなかった。

運搬の間はドライバーさんは当然クルマを動かせない。

何往復も必要だった今日、明らかな時間のロスになるのは小学生でも分かりそうなものだからだ。

 

指示側がなぜこんな判断をしたのかは分からないが結果的には明らかなミスであったと言わざるを得ない。

私を含めて仕事を終わらせてしまった人間が掃除やヒマつぶし程度の仕事をする中で、指示者も含むたった2人だけがアクセクと定時間際まで作業に追われていた。

ドライバーさんを本来業務に集中させていれば今日の仕事など余裕を持って終わらせることはできたのに、私を本来の流れから外して結局収束時間が危うくなるなどミスを通り越して大チョンボと言われても仕方がない。

日ごろ現場の采配を一手に引き受けて奮闘する姿は私自身お手本にするべきところ多しとして見てきたが、ややもすると何もかも抱え込みがちなところも無しとは言えず、ここ最近は不可解な采配も目立つ。

珍しく今日は作業上のミスも目撃したし、今週は特にナーバスな感じではあった。

 

とはいえ、休んでいる人間が現場を回せるはずもなく、動かす側は出てきている人間をうまく使う必要がある。

今日のように誤った使い方をすれば、定時に達することなどほとんどない土曜すらギリギリになる。

指示役の腹のうちは知らないが、あまりに露骨なことをするなら平日は今日どころの騒ぎではなくなり、文字通り墓穴を掘ることになると警告してエントリーを閉じることにする。


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