blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

そろそろ反転攻勢

2014-11-05 22:31:59 | 日記
物騒な題名になりました。
某過激派のような文字通りの実力行使という話ではもちろんありません。

今の職場に来てひと月が過ぎ、アラは多いながら曲がりなりにも立ち向かうことはできています。
当然まだまだ突っ込みどころ満載の仕事ぶりですから、好き放題言われるのは仕方がありません。
それでも、まだ何も分からないというところで、ひたすら腰を低く振る舞ってきました。

今日は毎度のことながら書類の最終チェックをしてもらい、関係の部署や取引先にメール配信するなどしていました。
すると会社のIT担当のほうから軽微ではありますが間違いを指摘され、さっそく手直しして再送しました。
ただ一部箇所には紙ベースでも発送していて、大量に印刷をします。
その印刷のための元原稿だけが直らないまま結果的に無駄な紙を消費することになった案件が一つあり、直接は言われませんでしたが担当の女性陣はずいぶん不満を言っていたようです。
そのことについては担当者として素直に反省しなくてはいけません。

ここで、いつも最終チェックをする上役が「おーい、女の子たちブーイングだぞー」などと私に言ってきました。
でも、ここからは昨日までの私とは一味違いました。
自分も見逃してはいましたが、結局最終チェックでも見つからず他部署から指摘されてやっと分かった間違いであることを利用しました。
「すみません、ここのフロアは全員が見逃したわけですよね!」と返し、今まではマトモに向き合うことができなかった上役の目をじーっと見つめました。
すると、上役の目の色が変わったのがはっきりと分かりました。
結局自らもチェックができていなかったことを思いもよらぬところ(=私)から指摘されて動揺し、明らかに話を他の方向に振ろうとする情けない姿が見えてしまいました。

現場にいた頃も最初の2ヶ月くらいは特定の一人がかなりしつこく絡んできて、おまけに濡れ衣まがいの出来事まであって、なかなかツラかった記憶があります。
それでも、さる方面からタイミングよくその人物への突っ込み材料が手に入ったので、ここぞとばかりに繰り出してみましたらやはり今日の上役とまったく同じような姿が見えました。
その後必死で実力をつけ、4tトラックまで動かせるようになるに至り、その人物からの攻撃はパタっと止んだのです。

肩書きを背負って威張っている人間も、メッキ一枚はがせば大したことはありません。
現場時代の御仁と違って、その上役はフェアな視点を持ち能力も抜けた存在であることは認めますが、何かが起これば結局「誰かのせいになってしまう」場面はひと月もいれば散々目にすることはできました。
部署が変わってもやはり職場は戦場であるという事実は変わらず、時には「暴れて」みるのもいい効果を生みます。
言動に手の平返しが多い悪癖をうまく突いて、これまでのような「言われっぱなし」から脱することができれば、もっと過ごしやすい職場になっていくのかもしれません。

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