blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

昔のこと

2007-10-08 20:39:01 | 日記
もう20年ほども前になる高校生のときの話をしたい。
今から思い返せば、青春時代の楽しい思い出などというものは皆無である。
クラスになじめず完全に孤立していたのが1年生。
必死になって受け入れられることを望んだが、結局は徒労に終わったのが2年生。
ジタバタしてもしょうがないとあきらめ、ひたすら大人しく無難に過ごしたのが3年生、といったところだ。

特に1年生のときはよく毎日休まずに学校に行っていたものだと思う。
勉強のあとは部活動があったから、それが多少は日中のストレスを緩和してくれた気がしている。
部活に行けば少しは周りと話すことができた。
もしクラスだけの高校生活であったなら、ほどなく破綻していただろう。

2年6組のクラス名簿を見て驚いたのは、もと1年2組の生徒の名前が3人くらいしかなかったことだ。
きっと先生方が私を1年2組の「主力」から離してくれたのだと信じている。
1年生のときの反動で、この年はとにかく周りに受け入れられたかった。
話題でも何でも、取り残されないように必死だった。
それでも最後には周りに誰もいなくなった。

3年生では、ひたすら自分を殺した。
必死に自分を出しても、無難に出さなくても同じなら、出さないほうが楽だと思った。
受験を控え、勉強道具のように利用されても、反発する気も失せていた。
歌の文句ではないが、目立たぬように過ごしたのがこの1年だ。

たまたま高校生活を例に出したが、学校生活とはそもそも私にとって何だったのだろう。
その場限りの友達ばかりがたくさんできて、気づいたときには捨てられている。
そんな繰り返しばかりだった。
なぜそうなるのかその当時は分からなかった。

(以下明日)
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