blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

気ままな二日間【前編】

2017-09-04 20:05:52 | 休日
この土日はどちらも天気が良く、猛暑の心配もなくなったところで二日とも外出することになった。
本来ならば金曜は深酒デー(?)で、土曜は酔い疲れで寝て終わることが最近は多かっただけに、結果的にはよかったかもしれない。
金曜に飲まなかったのは、なじみの飲み屋さんが混雑していて「1時間後になりませんか」と言われ、事前にお酒を入れていなかったこともありテンションが下がってしまったからで、当初は飲む気満々であったことは付言しておく。

さて、土曜はJRのトクトクきっぷを使って小旅行に出た。
最初の目的地は愛知県の東部、日本三大稲荷の一つ、豊川稲荷である。
前週に千代保稲荷神社(岐阜県)を訪れ、三大稲荷のうち豊川だけが未訪問だったので、ひと思いにやっつけてコレクション完成といきたかった。
JRだと東海道本線で豊橋まで行って飯田線への乗り換えが必要だが、豊橋近郊は飯田線も本数が多く不便はなかった。
豊橋から15分で豊川駅に到着、豊川稲荷までは徒歩5分ほどで簡単に着いた。
土曜の朝早めということもあって思ったほどの混雑はなかったが、ひとまずは本殿を目指して歩いた。



お参りした後は、ノボリが立ち並ぶ道を行きながら、境内の中にあるキツネ塚へ。
キツネ塚の写真は右半分のみ、全部で800ものキツネがまつられている光景は壮観だった。





お参り前は駅前の通りをまっすぐ向かったので、帰り道は本来の参道を通った。
印象に残ったのは、ナントカ昭和館が乗り移ったような看板だらけのお店。



豊川での用事は午前早々に済み、あとはトクトクきっぷが許す範囲で電車に乗り続ける旅となった。
盲腸線である武豊線にも行き、それでも時間がタップリあるのをいいことに三重県の領域にまで足を入れた。
さすがに大都市名古屋、その名古屋を中心に快速列車など料金のいらない優等列車が発達しているからこそできる芸当だ。
快速みえでひとまず津へ。
れっきとした三重県の県都でありながら、やはりひらがなでも漢字でも一文字という駅名(都市名)は物珍しさが先に立つ。
けっこう駅名の看板を写真に収めている人も少なくなかった。



津まで来た後は、わざわざJR東海の境界駅である亀山まで行ってから名古屋に向かうという荒業に出て、それでも名古屋着は18時前だった。

ちょうどお腹も空いたので、金山駅の駅ビル内にある私にとっては馴染みの居酒屋へ。
以前は、ハイボールを注文して店員さんとのジャンケンに勝つと同料金でメガジョッキになっていたのだが、いつからか趣向が変わって、サイコロ二つの出方によって、タダ、半額、強制メガジョッキしかも倍料金、という天国と地獄のようなルールになっていた。
こういう感じのゲームにはめっぽう弱い私だが、店員さん立会いのもと不安な気持ちでサイコロを振ったら幸い偶数だったので半額になった。

当初の目的を達成して、あとは気の向くままに動いてハイボールも半額になるという僥倖に恵まれた土曜は気持ちよく眠りにつけたのであった。
字数が増えたので、日曜の行動は、気ままな二日間【後編】として次回に上げることにする。
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