blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

のんびり

2022-08-07 20:30:33 | 休日
(写真は2015年の魚津市海上花火大会)

8月の一週目も何かと慌ただしく過ぎ、週末は土曜に地元の夏祭りそれも花火大会だけのために短時間外出しただけだった。
今日日曜は、いろいろ行きたいところは頭には浮かぶものの体は疲れており、久々に自宅でのんびりと過ごすことになった。

忙しいとされる月も今月8月のみとなり、お盆があるとはいうもののほぼほぼ土日以外は休めない日々が続く。
お盆期間は、私の立場はあくまで出席は任意とはいえ、仮に出なければ日頃会社にいながら遊び惚けている連中の力では到底回らないことが判明している以上、出ないという選択肢はない。

もともと祝日と大口出荷が重なる曜日の場合、社員はもとより出勤日として定められているから出なければならないが、派遣や非正規のメンバーの出勤は使う側からすればお願いベース、使われる側からすれば協力ベースということになる。
極端な話、社員以外が全員欠席されても社員としては形の上では文句は言えない。

7月唯一の祝日には、急に「実験」と称して「祝日対応は社員のみでやってみる」ということになり、派遣や非正規のメンバーはお願いされて休む形となった。
ところが、フタを開けてみればロクに休憩時間も取れず青息吐息のやっとこさで回したというのが実態のようだった。
他部署からヘルプの社員を総動員したところで、毎日はやっていない仕事にスピードを求めるのは酷である。
日頃管理や監督と言って何もせず会社をブラブラしているだけの人間が急に実務で驚くような動きを見せられるわけはないので、こうなるのも初めから分かっていたことと言える。
自分たちの能力のなさ、日頃から仕事に慣れたメンバーの大切さが身に染みたというならこの大失敗の意味もあったのだろう。

会社というところは利益を追うことも一つの任務ではあるので、削れるところは削りたいのが本音だ。
だから、祝日対応は派遣や非正規を外して本来出勤の義務がある社員だけで回せればいいのではないか、という話がどこかから出てしまったのだと思われる。
しかし結果的には拙速が過ぎ、8月から元の木阿弥ということになったのは明らかな判断ミスであったろう。

何かを変えようとする時には段階を踏むことが必要で、例えば月曜と火曜なら比較的火曜が量は少ないからまずは火曜から試すなどすればよかった。
限られた数の社員だけでどうしても回したいというなら、そういった試行錯誤を少なくとも複数回はやって、社員ひとりひとりがマルチプレイヤーとなるまで続ける。
社員全員が担当部署以外のことも全部は無理でも基本的なことはできる、という状態になってはじめて祝日対応は社員だけでやれるのではないかという状態になれる。
そうなっていれば、平日の通常業務にも役立つ場面はあるだろう。

私のいる部署の管理者は、二言目にはオレの負担オレの負担と言いながら、その負担が何なのか個別具体的に明らかにすることはない。
あるとすれば、メンバーの誰かがミスをした時だ。
ミスのせいで夜遅くまで上の人に詰められてサビ残だとか(※違法)、対策のためルーティンののデスクワークができなくなり土曜日に会社に来ているとか(※無許可だから就業規則違反)、自分たちはつらいつらいと言いたい時だけは雄弁である。
私からすれば「その分は高い給料もらってんじゃないの」としか思わないが、どうやら自分たちは私たちとは違ってとても大変な仕事をやっているとでも言いたげである。

管理者というからには、たとえミスの当事者が他人であろうと自らは指一本触れていない事案であろうと、すべての責任を負っているという自覚がないとダメだ。
他人のミスには厳しいが自分のミスの時は聞き苦しい言い訳に終始することが多いのを見るにつけ、とても管理者の器にあるとは思えない。
実務スキルも果てしなく乏しく、輪をかけてここ最近は投げやりな言動が多くなっているのを見ると、すでにやる気がなくてどうでもよくなっているのではと思わざるを得ない。
普通に仕事をしていれば行くはずのない部署を冷やかしに行っては雑談ばかりという話も聞こえてきているので、そろそろ自滅も近いのではないか。
他人は騙せても、自分がやっていることは自分がいちばん知っている。
自分が作った重しにつぶされるのも時間の問題、というのもあながち間違ってはいないのかもしれない。

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