
毎月最終日はその月を振り返る。
3月末は過ぎてしまったが、下旬から月末にかけては身辺の状況が変わりすぎた。
変わると書けば「またかよ!」と怒られるくらい私自身は様々な環境で生きてきている。
しかし今回はコトワザで言うところの「捨てる神あれば拾う神あり」を地で行くような、人の縁の不思議さを感じながら収入源たる仕事が途切れることがないという願ってもない展開となって、やはり毎日を誠実に送ることの大切さをかみしめている。
というのも、すでに前職となった現場ではひとりの問題社員のために私自身も含め職場が疲弊している状況があった。
その社員いるところ常に問題あり、他人のミスを捏造するなど日常茶飯事、たまたま体が触れた程度のことで現場に大げさに倒れ込み警察沙汰にまでしてしまうなど、職場にしがみつくためなら手段を選ぶことがなかった。
そんな社員が決して辞めさせられることがないのは前代表者の縁故者であるため、現代表者は当然前の人に引き上げられているからアタマが上がらずどうにも手出しができないので、当人は増長する一方ということであった。
そういう話を日ごろ出入りしている業者さんから聞くことができたのも、毎日つらい思いはしつつも何とかガマンして会社に出て、ある日の昼休みに接点を持つことができたからだった。
話を深めるうち、どう見ても問題がある社員が仕切るところにいても泥舟確定だからこの先いいことはない、ウチの代表に連絡を取ってみたらどうかということになり、それならとすぐに動いて今はまた新たな挑戦が始まっているというわけである。
生活リズムの変化もあり、まだ新しい流れに慣れるまでには今少し時間はかかる。
ひどい環境を這うように抜け出して駆け込み寺のごとくに今の場所にたどり着いた。
私の事情については私以上に理解があるところだから快く受け入れてもらえたし、代表者も他の人も穏やかそのもの、特異なキャラクターを持つ人もおらず一言「あたたかい」と感じる。
そういうところに来れたわけだから、まだ本格的に何をやっていくかは分からないが、日々できることを誠実にやっていくだけである。
ちょうど世の中は年度変わり、相も変わらず波乱続きの現状ではあるが、とにかく生きていければいいの精神で日々あたっていきたいと思う。