blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ようやく節目

2015-03-14 20:53:09 | 休日
今日は北陸新幹線の開業日でした。
長野止まりだった今までも、名前の上では北陸新幹線ではあったわけですが、金沢までが開業した今日からが実質的な北陸新幹線としてのスタートでしょう。
もともとは東海道新幹線の代替機能を果たすため、上越新幹線あたりよりも先にできていていいはずだったものも、時の政治の力によって翻弄されてきた歴史があります。
しかし過ぎたことは仕方がなく、2015年の今、ようやくの節目を迎えたことは素直に喜んでいいことだと思います。

大きなプロジェクトには必ず「光と影」はあり、開業当日の今現在も問題は確かに存在し、今後発生する問題もあるでしょう。
SNS上には、誰得だなんだと言ってことさら影の部分ばかりをあげつらい、あたかも富山県のネガティブキャンペーンのような言説を飽きもせずに垂れ流す輩もいます。
大いなる謙遜なのか、愛情の裏返しなのかは分かりませんが、あまりに内容がひどいため、たまりかねて非表示にしてしまったほどです。
こういった向きは、政府に止められてもクリミアに行った元首相と同じ精神構造を持っていると見るべきで、ハナから相手にするだけムダなタイプと言えますし、富山県には本来いらない人間ということです。

昨夜のBSフジ「プライムニュース」には、富山市の森市長が富山のスタジオから出演されていました。
地方の不安をいたずらにあおるような司会者の振りはあったものの、過去に見聞きした街づくりのスタンスに関しての発言はまったくブレるところがなく、番組の中での存在感はひいき目を割り引いても一番だったように感じました。
地元の人間が魅力を感じていないところに他地区から人が来るはずなどなく、いくら県や市町村ががんばったところで、最後は住民ひとりひとりが故郷に誇りを持ち、おもてなしの心を持つことが何より大切です。
地元民にとって当たり前のものでも他県の人にとっては驚きになりうるものは実はたくさんあるのだろうと思います。
私自身、「いつでも行けるから」と言い訳をして行っていないところもたくさんあります。
県境を越えて遠出するのも気分転換にはなりますが、県内でもっと多くの場所に足を運び、ひとりの県民・市民のレベルで故郷をもっと深く知る方にも気持ちを向けたいですね。

ホワイトデーの今日、色っぽい話はまったくなかったわけですが、バレンタインデーにはいくばくかの収穫はあったので、お返しを物色しに市内に出ました。
通勤のバスから眺めていて気になっていた洋菓子屋さんなど、初めて足を運んだお店もありました。
イザという時に気軽に「使える」お店は、まだまだ自宅の近くにもたくさんあると思います。
まずは、自分のほんの身の回りから知っていくことがいいのかもしれません。

月初めの不安な状態からは何とか脱し、仕事の上でもやっと異動直後からあった過去の重荷から解放されて、自分自身にとっても今週は節目となった気がします。
公私ともども、文字通り前だけを向いていける態勢にようやくなれたように感じます。
明日も天気はいいようですし、気分を新たに、最近つながった道の通り初めにでも行こうかと考えています。

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