blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ヤバい人には負けないぞ

2023-10-06 21:03:33 | 日記
土曜休が確定していた今週の勤務は今日で終わりである。
土日だけでもありがたいが、祝日の月曜は正直心配だった。
幸い、最小限の人数で回すという毎回の線は崩れず、その中に私は入っていなかったので何も予定は立てていないが3連休が実現する。

まずは平日の5日間、モノをぶつけたり壊したりすることなく乗り切ることができた。
加えて今日は、まだ今の現場では触れる機会の少なかった仕事をムチャ振りぎみながらやることになり、時間はかかりすぎたが事故は起こさずに済んだ。
慣れない仕事でヘタクソなのを分かっていながらやらせてもらえたことに感謝したい。

さて、ムチャ振りと書いたが、最初は別の人に声がかかった。
しかし、その声かけをその人は断った。
作業は場数を踏まなければうまくならないから引き受ければよかったのにと思った矢先に、こちらに「やってみるか?」と声がかかった。
自信があるわけもない作業だから「どうなっても知りませんからね」と冗談混じりに言って引き受けることにした。

ほぼ初めてに近い作業がスムーズに行くはずもなく、しかしほとんどが静かに見つめてくれている中、ああだこうだと野次馬のように文句を付けてきたのはあろうことか私が目の前で手がけている作業を断った人物であった。
自分が自信なく逃げた作業を他人がモタモタやっているのを見て騒ぎ立てるとは一体どういう神経をしているのか。

私と入社時期が近く作業のレベルや現場そのものへの慣れは似たようなもの、年齢こそかなり違うが、ここは先んじて作業を引き受け「ほぼ同期」の私にスキルの差を見せつける決定的なチャンスであった。
しかしそれを当人がみすみす手放し、まさかやるはずがないと思っていた、自分より遅れて入ってきた人間(=私)に先を越されることとなった。
今後、当人が努力して私のスキルを上回ってくることがあったとしても、今日の作業に関して「私が先に挑戦した」という事実は永遠に残る。
昨日までは同レベルにいた者どうしの「どちらか」が、中身はともかく上のレベルへの扉を開けようとしたことは消えない。
先に声かけされた以上、当人はそのどちらかになるべきであったし、結果的になれなかったことは内心では大きな痛手となったに違いない。

当方が、決して格好よくはないながら新しいことを終えて、あるいは身につけて帰ってくると、なぜか荒れ始める人がもう一人いる。
見下ろしていいと本人が判断した人物には命令形かダメ出しの話しかせず、かといって特別に他の人よりスキルが突出しているわけでもない。
結構なベテラン選手でありながら、トラックやコンテナへの積み込みといった「外の人」と触れる場面にはトンと登場せず、在庫管理という役割にドップリつかりきって他人の目が届きにくい可動棚の中で日がなウロチョロしているだけである。

外の人と触れる仕事をしていないのは、スキルが足りていないというよりも例えばトラックの運転手さんといった方々と適切なコミュニケーションが取れないからだろう。
そうなるのは多分に当人のパーソナリティーが影響しており、死角だらけの作業を誘導してくれる運転手さんの指示にすぐにカッとなってトラブルになる。
こういったタイプは会社を問わず、というより前職でも実際にいたのだから、この推測はほぼ間違いはないと思う。

この両名が我が現場にあっては「ヤバい人」ということになる。
前者は今のまま向上しなければ単なる賑やかしにしかなれず試用期間で体よく切られることになるだろうからあまり気にかける必要はない。
厄介なのは後者の方で、相手を選んで態度を変える狡猾さがある。
当たり散らせる相手と思えばココには書けないような暴言も吐くし時にはフォークリフトを使って威嚇までしてくるが、当たれない相手には従順である。

他人を自分より上か下か(あるいは強いか弱いか、判断基準は当人の気分しだい)で極端に態度が変わるのは、かつて一緒に働いた外国籍の人と本当によく似ている。
あえて国名は書かないが、何かといえばすぐに我が国に謝罪だ賠償だと言ってくるあの国である。
当人は漢字ふた文字の名字を持っているが(仮に○△とする)、現場のヘルメット置き場にはなぜか○しか書いていない。
単に略して書いているとは思いたいが「実は本名は○なんだよ」と言いたいのだとすれば、何やら薄ら寒い気持ちにもなる。
顕著な例を過去にも見て、時と所を変えてまた見せられると「やっぱりそうなのかな」と思ってしまう。

10人の集団に2人くらいはおかしな人がいるのは、割合としては世の中の通常とも言える。
周囲を見渡せば至ってマトモな人の方が多い。
せっかくつかんだいい環境にいい立場、異常な人間に屈してムダにすることだけは絶対にあってはならない。


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