blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

危険を自覚せよ!PARTⅡ

2011-08-25 21:15:33 | 日記
同じ週にまさか同じような内容を書くことになるとは思わなかった。
今日は、仮にも肩書きを付けて仕事をしている人間の意識の低さに愕然とさせられた日であった。

わが倉庫では、わが社の中継拠点向けに在庫を送り込む作業が毎日のようにある。
「送り込み」という大げさな言葉で表現されるように、出荷するケースはかなりの数になり、作業はハードで体力も使う。
人海戦術でほぼアナログな作業ではあるが、出荷されるケースにはそれぞれ機械でラベルが発行されるから、複数の人間で確認(ダブルチェック)してからパレットに積み上げていく。

数日前、この作業の時に出荷数量の間違いがあったらしい。
「らしい」というのは、その日私は外部からの入荷受付に専念していてその作業には関わっていないからだ。
悩ましいことに数量間違いの起こる頻度は「たまに」ではなく「時々」である。
ダブルチェックを徹底さえしていればそうそう起こらないはずなのだが、作業をする人間の意識がバラバラなために、本来あってはならないミスがいくら朝の打ち合わせで話題になっても一向に減らない。

今朝もその送り込みの作業があったが、サブリーダーのKU氏がある製品の数のチェックをする前にパレットに積みに行こうとした。
数日前に間違いが起きたばかりなのにそんなことをするから、「チェックする前に持っていくなよ!」と思わず大声をあげることになってしまった。
下の人間から怒鳴りつけられてさすがにKU氏はムッとした様子であったが、プロとしての意識に欠けていたのだから仕方がない。
同じ間違いを繰り返すことがプロとして最も恥ずかしい。
作業がハードだからといってヤッツケ仕事で早く済ませればいいというものではない。
肩書きをもらってヤッツケ仕事など笑わせるのもイイカゲンにしろと言いたい。

現場仕事には危険が付き物と最近書いたが、身体の危険はもとより上記のような数量間違いなどのミスの危険にも意識を払う必要がある。
どんなことでも「危険」と感じれば、つい大声が出てしまうのが最近の私だ。
相手を選ばず噛み付いているわけではなく、長年わが部署にいながら何度言ってもいつまでたっても進歩がないKU氏のような人間に対しては立場はどうあれモノを言わざるを得ない。
おかげで私もすっかり職場では嫌われ者だ。
ただし、私は立場の弱い人間には絶対に向かっていかないから、私を嫌っているほとんどは「強い立場」の人間ということにはなるのだが。

月末に向け、仕事量自体は落ち着いている。
しかしヒマな日に限って気持ちが緩んでミスが起きやすい。
仕事量の多寡によらず、常に適度の緊張感を持って日々をつとめあげたいと思う。

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