blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

なぜか戦闘モード

2013-12-04 20:51:11 | 日記
月初めのドタバタが過ぎ、今日の職場はいつもの落ち着きを取り戻した。
先月入った2名も徐々に環境になじみ、違和感なく日々を送っているように見える。
お互いにプロとして、一緒に上手になっていければいい。
違う環境にいた人ならではの知恵もあるかもしれない。
新人さんだからと言って妙なカベを作るのではなく、良い面はいくらでも取り入れたい。
新しく気づかせてもらったことを自分の仕事に生かすことができるなら、ワザをもらう相手はえらぶ必要はない。

部署として人員を増やすということは、当然ながら今後の仕事量を見越して必要だからそうしている。
2名を新たに採ったのは、2名分の働きが今後不可欠だからであるのは言うまでもない。
この間は歓迎会もやり、両名とも仕事以外の話ながら楽しい時間を過ごすことができた。
私だって4年近く前には同じような立場で会をやってもらっている。
よもや日々の中で無用なプレッシャーを与えるようなことは間違ってもやってはならず、最初のうちはのびのびとやってもらうのがいい。

私も幸か不幸か様々な環境で仕事をしてきた。
そのせいかどうかは知らないが、いわゆる困った人というのも出会ってほんの10日ほどで識別できるようになっている。
不思議なもので、新しい人が入るたびになぜか急にピリピリし始め、周囲に攻撃的な態度を取り始める人もいる。
新人さんといえども自分にはない資格や経験があったりすれば大いに刺激になるのは確かだ。
刺激を受けたと思えば普通に努力して負けないようにがんばるのがプロとしての当然の姿だが、わが職場にはせっかく入った仲間をまず腐すことから入る人間が残念ながらいる。
揚げ足取りやら濡れ衣着せやらありとあらゆる手を尽くして突っかかって、そこで相手が腹を立てればこれ幸いと事務所に呼びつけて追いつめ、挙げ句の果てには辞めさせてしまったことも一度や二度ではないようだ。

なぜそういう思考になるかと言えば、新しい人がいずれ自分の地位を脅かすことを極端に恐れているからだ。
いくら能力がある人でもベテランの域にはなかなか簡単には達しないものだから普通に接していればいい。
それでもそうせざるを得ないのは、いかに自らに能力と自信がないかを周囲にさらしているようなもので、そもそもベテランと呼ぶのもチャンチャラおかしいくらいのレベルだ。
メッキをはがせばただの気弱なチンピラに過ぎない人間にいちいちマジメに付き合っていては身がもたない。

こういう人間がいるからこそやはり職場は、そして日々の生活は戦いなのだと思わざるを得ない。
他人イコール対峙・克服すべきものであるという考えは頑固に過ぎるとは思いつつ、克服すべき存在がすぐそばにいる現実に直面すればあながちムダな思い込みでもないのだと思う。

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