blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

意外ね意外ね

2017-01-21 21:06:03 | 休日
題名のフレーズが古い時代のギャグであることも知らない世代が増えた。
私もそれだけ年をとり、いつのまにか40代の後半に差し掛かっている。
しかも、こと芸能や音楽に関しては、同世代が平均的に好むものよりもはるかに古いものが好きだ。
堺すすむやセント・ルイスで「腹筋崩壊」できる40代は案外少ないし、BOφWY世代でありながらカラオケのレパートリーに加山雄三やまんぷくブラザーズが入っている40代も珍しい。
現在メディアに露出しながら活動を続けているアーティストや芸人さんで本当にいいなぁと思える存在は、ごく一部長年応援している対象を除いては少ない。

先日の同級生との飲み会でも話題になったが、実年齢に応じた衰えは確実に平等にやってきている。
共通したのは、スマホに起因しない老眼だ。
まだ中学生の時に当時流行したファミコンのやり過ぎで近眼になり、以来ずっと近視用のメガネはかけている。
今は、例えば至近距離でモノを見る時にはそのメガネをずらさないといけなくなっている。
いよいよ遠近両用が必要になってきたのかと思うと、やはり現象として実感できることが起こり始めるのが45を過ぎたあたりから、ということかもしれない。

そんな状況にあっても、せめて格好だけはと身に着けるものには近年は気を使っている。
単なる薄毛隠しのためとはいえキャップは今や外出には欠かせないアイテムになったし、どちらかというと色合いも明るいものを多用し、いかにもミドルエイジ的な装いは避けるようにささやかな抵抗を続けてきた。
外見に無頓着だった20代の頃には口の悪い人間には50代と言われたりもしたが、今は多少は実年齢よりも若く見てもらえるようになった。

意外だったのは、ほんの数日前に春日井市内某所で、あろうことか「肌」で若く見てもらえたことである。
衣服はいくらでも工夫はあれこれできるが、肌に関しては特別な意識もなくましてや特別な手入れなどしていない。
大げさでなく人生で初めてそんなことを言われて嬉しい反面、不思議な気もした。
二十歳あたりからアトピーに苦しんできた人間からすると、肌をほめられるなど考えたことがなかったからだ。
幸い、年数を経るにつれて程度は軽くなり、両腕一面にあった黒ずみのようなものも今はほとんどなく、冬の乾燥が激しい当地でもそれほどつらいことにはなっていない。
原因としては、比較的ストレスの少ない現在の生活全般としか考えられないので、そこには重々感謝しなくてはいけない。

毎週の仕事は日によっては体力も使うし、夕飯とシャワーが済んだらそのままグッスリという日も少なくない。
それでも休みの日には寝てばかりではなく、少しは外に出てみる方がいい。
寝転がってばかりいると、起こりもしないような良からぬことまで考えてしまうので、日頃あまり使ってやれないクルマに乗るなど、どうでもいいことを考えないようにする行動に走った方が精神的な健康を保つにはいいのだと思う。

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