blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

スポーツ三昧の1日

2008-03-15 21:20:44 | 休日
午前中は市内の桃山球場に行った。
BCリーグの富山サンダーバーズが全体練習をやっていた。
開幕を約1ヵ月後に控えて、練習も実戦を想定したものだ。
バントシフトの練習では、かんじんのバントを何度も失敗する打者役の選手や、サインを出す動作が分かりにくい捕手に鈴木監督の厳しい言葉が飛んでいた。
練習は、監督自らがライン引きをしたりネット運びをしたりと、全員が手作りでやっている。
NPBとは比較にならない低予算でやっているBCリーグならではの光景ではあった。

午後からは家でユックリすることも考えたが、CSをつけたらVプレミアリーグの女子大会が放送されていた。
会場はなんと魚津市内で、部屋からクルマで10分くらいである。
入場料はかかるが、すぐそばで全日本クラスの選手がプレーしている。
そもそも何のために今日に休日を希望したのか。
この大会を見るためではなかったのか。
そう思ったらもうオタクの虫(?)が騒いで気がついたら会場にいた。

当日は3試合が組まれていて、私が着いた頃にちょうど2試合目が終わった。
3試合目は「久光製薬×パイオニア」であったが、両チームに全日本の選手が数名ずついるという豪華な顔合わせだった。
注目を浴びていたのはもちろん栗原恵選手(パイオニア)で、試合でも注意して見ていたが、今日はサーブミスも多くアタックもあまり決まらなかった。
今日の試合で光っていたのは同じパイオニアの多治見麻子選手だったか。
正確に数えてはいないが、ブロックで4、5本は止めていた。
リーグ最年長だが、まだまだ健在といったところだ。
試合は3-1でパイオニアが勝ち、プレーオフ争いに辛うじて踏みとどまった。
明日の富山市と福井市での試合で4強が決定する。

試合が終わったあとも、会場の外では選手の帰りを待つ人であふれていた。
やはり全日本クラスの選手は人気があって、佐々木みき選手(パイオニア)や佐野優子選手(久光製薬)あたりには人が多く集まっていた。
栗原選手がなかなか出てこなかったが、出てきたとたんに人垣ができた。
さすが全日本のエースは人気も別格だ。

私の今日のお目当ては栗原選手ではなく、パイオニアの庄司夕起選手であった。
昨年から全日本入りしたセンタープレイヤーだが、チームでも昨シーズンからレギュラーに定着し、今日もリベロとの交代以外はずっと出ていた。
秋のW杯では控えだったようだが、全日本でももっと見たい選手である。
帰りのバスが出るとき、ちょうど庄司選手が見えたので手を振ったらこたえてくれた。
今日はこれだけで来た価値がある。(笑)

ことスポーツに関しては、自分でも驚くほどフットワークが軽い。
スポーツライター(予定)をこなすにあたっては、これにいい意味での図々しさも必要かもしれない。
取材をするのに人見知りをしていては話にならない。

なかなか密度の濃い1日が終わった。
次の休みは遠征に出る。

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