blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

バレーボールの話ほか

2016-03-06 22:49:37 | 休日
先週でVプレミアリーグは1次プレーオフである「ファイナル6」を終え、今週は男女ともに6チーム中の2位と3位が、1位チームへの挑戦権を得るための試合「ファイナル3」であった。
女子は久光製薬が東レを、男子はパナソニックが東レをそれぞれ破って、女子の優勝決定戦は日立×久光製薬、男子は豊田合成×パナソニックとなり、次の土曜と日曜で今シーズンのチャンピオンが決まる。

今シーズンは開催地や自分の予定の関係で女子を見ることが多かった。
今日戦った東レと久光製薬は、たまたま今シーズン2回ナマ観戦していたカードなので興味深く見た。
攻撃力と勢いの東レに粘りと安定味の久光の対戦は、レギュラーラウンド1位と2位の対戦にふさわしいものとなった。
セットスコアは3対2、結果的には久光の守り勝ちとなったが、二枚看板の一人である迫田さおり選手の奮闘など東レの戦いもまた素晴らしかった。
ファイナル6の後半、またこの試合でもやや精彩を欠いた東レの攻守の要、高田ありさ選手が試合終了の瞬間に泣き崩れたのは自らのプレーに対して、またチームの敗退という現実に対しての両方の悔しさであったろう。
久光も一時は自力での3位以上が消えるという崖っぷちからの決勝進出、昨シーズン圧倒的な成績で勝ち上がりながら決勝でNECに敗れた悔しさを晴らすチャンスが巡ってきた。
シーズンの後半から調子を上げてきた日立との決勝戦は大変な試合になるだろう。

今シーズンの最後に来て、地元愛知の2チームに明暗が分かれた。
昨季8位から立て直し、今季は結果5位ながらファイナル6を大いに盛り上げたトヨタ車体に対し、今季プレミアリーグ7位で入れ替え戦に回ったデンソーがチャレンジリーグ2位のPFUに敗れてプレミアリーグから落ちることになった。
8位の上尾もチャレンジリーグ1位のJTに敗れたので、来季のVプレミア女子は2チームが昇格組ということになった。

PFUはホームタウンが石川県かほく市なので、私にとっては北陸のチームがプレミアに上がってきたことは、デンソーが落ちたことと引き替えながら素直に嬉しい。
ただ、チャレンジリーグには富山県黒部市のKUROBEアクアフェアリーズがいる。
こちらは地元も地元なだけにやや複雑な気持ちもある。
ここ数年はチャレンジリーグ4位か5位が指定席となっているが、来季はプレミアリーグへの昇格争いに絡むような成績を期待したい。

バレーが終わると今度は春のスポーツが始まってくる。
すでにサッカーはJリーグが2節を終えたが、野球はこれからである。
3月25日の開幕を前に、オープン戦もたけなわである。
ナゴヤドームにまだ行ったことがないので、近々足を運ぼうと思う。
スポーツ観戦に関しては富山よりは恵まれているので、これから機会を見ていろいろな会場に行ってみたい。