最近は変則スケジュールでご迷惑をお掛けしています。
今後もそういう日（例えば25日（日）も臨時休業を頂きます）が有りますが、今日は通常の定休日で、そむりえ亭はお休みを頂戴します。
しかし私と三宅君は仲良くしてもらっているフレンチ「ル.クロ」の3号店で谷町にあります「ル.クロ.ド.マリアージュ」でコラボディナーに参加します。
フランスから来日する4人の生産者のワインメーカーズディナーです。彼らのワイン1社当たり2種のワイン＝計8種のワインをル.クログループのシェフたちが考えた料理と合わせる企画です。
私はMCを兼ねてマリアージュをお喋りさせて頂きます。
生産者の話、シェフの話、をつなぐ大事な役割ですので、お休みですが張り切って参加したいと思いますし、このディナーの売り上げの10パーセントが震災チャリティとして募金に回ります。
楽しんで頂いて、更に募金に参加。
ある意味、大事な事かなと思います。
忘れたくないですもんね!!
今回は既に満員御礼ですが、今後もこういう企画がありましたら、是非ご参加くださいね!!
昨日は実は前半はそうでも無かったのですが、遅い時間に団体様があり、お蔭で何組かのお断りをいたしました。
該当のお客様には申し訳ありませんでした。
しかし、今日月曜日は打って変わってヒマなんですねえ。予約が有りません。
という事で当然ですが「ブログ見たでえ!!」の登場です。
今回はアイテムを決めず、全グラスワインを300円引きといたします。
またついでに食後のデザートワイン類は500円引き!!
如何でしょうか？
是非「ブログ見たでえ!!」って囁いてくださいね!!
お待ちしています!!!!!
昨朝のMBS「知っとこ!」
私の出演部分をご覧いただいた方には貴重な朝の時間を割いて頂き、有難うございます。
さて、しかし2時間ほどの収録から僅か3分程の尺での放送ですので、私の言いたかったことの三分の一程度しか伝わっていないのではないか？と思います。
いやあ、ダジャレのことではありませんよ!!
まず、私が求められたのはボージョレ.ヌーボーの美味しい飲み方です。
今年のヌーボーをテイスティングして特徴をお伝えし、これはコメント通りで、まあ、問題なしです。
その後、温度の事に触れます。
実際には冷たく冷やしたものと、赤ワインの「良くある温度、16，7度」に設定した物を福島アナに同時に注ぎ、試して貰いました。
冷たい方はイチゴの様な香味がはっきりした心地よい香り、高い温度の方は、アルコール臭がイチゴ感をマスクした印象。福島さんは、直ぐに「アレ、温度が高いほうが判りにくい」と答えています。
今度はグラスサイズの違いを試してもらいました。
白ワイン用の小振りのグラスと赤用の大きなグラスです。
やはり福島アナは大き目のグラスの時に「香りがしない」と叫びます。
口に含んでも「味が薄いですね」と言っています。
私としては、そこを流して欲しかったのですが、時間を食いますもんね・・・・・・
そうなんです。ヌーボーは殆どの場合、炭酸ガスの力で色素のみが抽出されている訳ですから、高温で生きるタンニンが無い訳ですね。冷やすのは当然のことです。
また、色はさほど濃くない様でも、若い酸化されていない色素ですから、香りのマスク効果は少なくなく、大きなグラスだと香りが上がりにくいのではないかな、と推測します。
また、料理を3種お出ししました。
ソーセージ、蟹のサラダ、青魚のカルパッチョです。
そこにヌーボーの他、ソーヴィニヨンブラン、カベルネソーヴィニヨンの3種を合わせます。
これも福島さんの素直な感想だと思いますが、ソーセージは白に合い、カベルネだとソーセージの味がしない、ヌーボーは大丈夫、と答えています。
蟹は白だと悪くは無いけど甘みや旨味を感じず金属的に感じる、カベルネは美味しく蟹の味を引き出している、がヌーボーでもイケル、と・・・・
青魚も蟹と同様ですが特に白では臭みが出、赤だと甘みを感じると言っていますし、ヌーボーも臭くない。
で、私は「日本人の食卓によく登るもの、特に後者2つは冬に頂くものを用意しました。しかも、あまり手を掛けないで出来るものです」と説明し、「白によく合うものや赤にしか合わないものもヌーボーだと、どれでも問題なしでしょ!!」とまとめました。
意外とヌーボーは相性の幅が大きいのですね。
そこの所が、限定的な「蟹によく合います」だと不本意なのですね。「気軽に色んな料理と合わせて欲しい」が私のお知らせしたかったところなのです。
ヌーボーは冷やすものだ、と思っている方は少なくないと思いますが、しかし「やや冷やしめ」で留めていらっしゃる方が多いと思います。しっかり冷やしても良いんです。
またグラスは小さいほうがまとまりがよくチャーミングですね。
まだ、お飲みで無い方は是非、冷やして小さなグラスで、料理を気にせず召し上がってください。
あ、気が付けば長くなりました・・・・
そんなことを書きながら、そむりえ亭でのヌーボーはほぼ無くなりかけています。
未体験の方は今日なら少しだけお試し頂けますよ!!
お待ちしています!!!!
デキャンタは多くのワインには有効である、と過去に書きました。
過剰な若いタンニンやミネラルの苦み、酸の尖ったものには有効です。
しかし、瓶詰仕立てのワインの場合は勇往とは言えません。
発酵の際に生成された亜硫酸（若しくは後から補てんした亜硫酸）がデキャンタによって露わになります。つまり、硫黄臭く感じる、という事です。
これはビオがどうとか、いう問題ではありません。瓶詰して直ぐのワインに現れる現象です。
よって、ソムリエは瓶詰直後のワインかどうか、を見極める必要があります。
そういう場合には、デキャンタではなく、ボトルの上面を少し除いて、静かに静置して緩やかな酸化を待つ、に限ります。
ま、そんなワインを急いで開ける必要はありません。
なんて言いながら、ヌーボーは、と言うと、これは直ぐ飲むべく造られているので、多少の衝撃はやむを得ない、として飲んで頂きたいと思います。
少なくても、今から数時間後のMBS「知っとこ!」（8時から）での私の話を見てから飲み方を考えても良いと思います。なんちゃって・・・・・
聞いたところでは8時からの放送開始からほどない時間（8時半までに）3分ほど登場する見込みだそうです。
そういう私も、今から寝ようと思いますが、見れるかどうかわかりません。起きれないんですもの（涙）
どうぞ、皆さん、ご覧頂いたら感想をお聞かせください。
って
ダジャレの感想じゃありませんよ!!
一昨年位まではマスコミの露出が多かった私も昨年と今年は、殆ど出番がなく「私も賞味期限が過ぎたなあ・・・・」と思っていましたが、ひさしぶりに出番です。
今日のボージョレヌーボーの解禁に合わせて「ヌーボーをどうやって楽しむか？」と言うお題を与えられて土曜朝8時からの「知っとこ!!」（MBS）という番組の取材を受けました。
今度17日（土）＝明日の朝は「知っとこ!!」にチャンネルを合わせてご覧ください。大阪圏は4チャンネルですね。
今年のヌーボーの話は昨日書きましたが、より美味しく頂くための知恵をしゃべったつもりです。
尺の関係や編集者の意図で、私の思う事と違う仕上がりになる事は想像に難くありませんが、ま「美味しく頂く」方法は伝わるのではないかな、と思います。
但し放送の終わる頃には、そむりえ亭でのヌーボーの在庫は終わっているのではないかと思いますので、御了承くださいね!!
ちなみに私がそういうものに出る時には「ダジャレが付き物」と思われている方!!
一応、収録中に何度か、チャレンジしていますが、先程も申し上げたように「尺」と言うものがありますので、多分カットされています。
どうぞ、過剰な期待はしない様にお願い致します。
という事で、番組を見れそうにない方は、今日ならヌーボーが有りますので番組で喋ったことを実践しますので、どうぞお試しください!!
お待ちしています!!
昨年の解禁の日のブログに私は昨今のヌーボーに対する憂いを書きました。
つまり「ヌーボーと言えないヌーボー」が増えて「直ぐに美味しく飲めないもの」が多くなっているという事に憂いを感じたのです。
実際、ボージョレ地方にはモルゴンやムーランナヴァンなどの村名が付いたものは10年20年と熟成を続け成長するワインも作れるわけですから、それに近いものをヌーボーとして出荷することは可能なわけです。
また、そうすることで農家は早くにキャッシュが手に入ります。
美味しい訳がありません。
で、今年です。
早くから天候の不良を伝えられ、結実不良は糖度不足、ひょうによる収穫減など悪い話ばかりです。
しかし神は農家を救いましたね。
8月後半からは急激に天候が持ち直し、酸と糖のバランスのいい、しかもミネラル感も失っていない感じです。
確かに収穫量は激減しているようですが、私の試したものや他のお店での評判を聞いても「濃すぎて困る」と言う話は聞きませんでした。
収穫が減って無理をしなかったのでしょうか？或いはやや遅めの収穫が濃い抽出をする時間を制限したのでしょうか？
私には判りませんが、功を奏しています。
グラスに注ぐなりイチゴキャンディのような香りが弾けますし、色は美しく出ていますがタンニンは押さえられ、スルスルと喉に滑ります。
かといって薄くないんですね。
まさにボージョレヌーボーの真骨頂だな、と感じた私です。
そむりえ亭で使っているのはルーデュモンという所の「単なるボージョレヌーボー」。決してヴィラージュではありません。
何しろ冷やしてください。大きなグラスは使わないでください。
比べてお試し頂けると判ります。
ヌーボーは温度が低くても香りますし、むしろ温いと青臭く感じますね。
また大きなグラスだと香りが届かない現象が起こります。
料理はあまり気にしない。気軽にご家庭でもお店でもやって頂きたい今年のヌーボー。
近くのブルゴーニュのワインのリリースが面白そうだな、と感じた今日のヌーボーの感想です。
11日の臨時休業から昨日の営業時間の臨時変更とご迷惑をお掛けしています。
今日14日（水）は恒例の東京での会議の為、19時に店に戻ります。
何時もと違うのは、現在のところ私がおりませんと、キッチン1名ホール1名ですので早い時間が手薄になります。よって、どうぞごゆっくりのお出掛けをお願いしたいな、と無理を申し上げる訳です。
宜しくお願い申し上げます。
さて、昨日オレゴンのドメーヌセリーヌの勉強を兼ねたソムリエランチがありまして、会場としてそむりえ亭を提供させて頂きました。そこで日本未発売（これから少量出荷される予定）のレコルト.グランクリュ.シャルドネ09年を試させて頂きました。
若干の残りが有りますのでご興味のある方は遅めの時間（21時以降）に「レコルトある？」と言ってください。少量ですがテースティングして頂こうかな、と思います。
宜しくお願い致します!!!
といっても、お客様にはどうだったのでしょうか？
団体様23名を3名（キッチンは坂本君1名、ホールは私と三宅君2名）でお一人5皿と5種のワインは中々燃えるような熱い＝暑い営業でした。
お陰様で、お待たせもほとんどなく頑張れました。
勿論、頑張れたかどうかは、私が判断することではなく、お客様の心にあるのですが・・・・
いずれにせよ、自分を鍛えるにはいい機会ですね。
シッカリと汗をかきました!!
有難うございます!!!!!!!
なんて言っていると、今日13日は昼から業界の勉強を兼ねた食事会を当店で行います。
よって一般営業を1時間遅らせて19時からのスタートとさせて頂きます。
どうぞ御容赦くださいませ。
さて団体様、と言うと26日（月）にはワインメーカーズディナー＝マディランのシャトーモンテュスがあります。まだ少々お席がございますので、ご興味のある方はお電話をお待ちしています。
詳しくは http://blog.goo.ne.jp/sommelier-tei2008/d/20121029 をご覧ください!!
お待ちしています!!
昨日お知らせしました様に、団体様の貸切でございます。
22時過ぎまでは空かないと思いますが、21時以降にお電話頂ければ、正確な空き時間がお伝えできるかと思います。
阪神百貨店様のワイン会での貸切ですが、そこで使用するワインの中で「アイスワイン」があります。
いわゆる凍った葡萄を絞って造る甘口ですね。
ピュアな甘み、と言うのが判りやすい表現でしょうか？
そむりえ亭では中々使う事が有りませんが、余分に数本仕入れました。
、是非、この機会にお試しください。
昨日は土曜日という事で、爆発的な忙しさを期待しておりましたが、早い時間は不発に終わりました。
が、21時前から徐々に入り出しまして、結果的には悪くないところまで漕ぎ着けました。
皆様、有難うございました。
お陰様で・・・・・・・
１：今日11日（日）の臨時休業も安心して休めます。
なんて勝手ですねえ。皆様、御容赦くださいませ!!
２：更に12日（月）は団体様（阪神百貨店ワイン祭りのワイン会）にて満席でございます。
22時以降に空きが出るかな、と思います。
３：また13日（火）は昼に業界向けの行事が有りまして、オープン時間を19時、ラストオーダーを23時とさせて頂きます。
４：14日（水）は何時もの東京での会議に出ます。19時までには帰り着く予定ですので、どうぞごゆっくりお出かけくださいませ。
という事で、勝手なお願いばかりですが、どうぞよろしくお願い致します。
