ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

デキャンタについての一言

2012年11月17日 03時44分08秒 | ワインの事

デキャンタは多くのワインには有効である、と過去に書きました。

過剰な若いタンニンやミネラルの苦み、酸の尖ったものには有効です。

しかし、瓶詰仕立てのワインの場合は勇往とは言えません。

発酵の際に生成された亜硫酸(若しくは後から補てんした亜硫酸)がデキャンタによって露わになります。つまり、硫黄臭く感じる、という事です。

これはビオがどうとか、いう問題ではありません。瓶詰して直ぐのワインに現れる現象です。

よって、ソムリエは瓶詰直後のワインかどうか、を見極める必要があります。

そういう場合には、デキャンタではなく、ボトルの上面を少し除いて、静かに静置して緩やかな酸化を待つ、に限ります。

ま、そんなワインを急いで開ける必要はありません。

なんて言いながら、ヌーボーは、と言うと、これは直ぐ飲むべく造られているので、多少の衝撃はやむを得ない、として飲んで頂きたいと思います。

少なくても、今から数時間後のMBS「知っとこ!」(8時から)での私の話を見てから飲み方を考えても良いと思います。なんちゃって・・・・・

聞いたところでは8時からの放送開始からほどない時間(8時半までに)3分ほど登場する見込みだそうです。

そういう私も、今から寝ようと思いますが、見れるかどうかわかりません。起きれないんですもの(涙)

どうぞ、皆さん、ご覧頂いたら感想をお聞かせください。

って

ダジャレの感想じゃありませんよ!!