ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

フランス紀行その2

2009年10月07日 06時02分39秒 | ちょっと休憩

ローヌで熱い赤のテースティングをした後は、西に移動してプロヴァンスです。といっても少し内陸よりですから、ニースやマルセイユのような海辺ではありません。デクサン.プロヴァンスです。

ここではボルドーの名門シャトー.プリュレ.リシーヌのオーナーの息子サーシャ.リシーヌが贅沢なロゼを作るワイナリーを訪ねるためです。

ロゼはこの地方では人気のワインですが元来お安めの気軽なワインとして造っているのです。が、彼のシャトー「シャトーデスクラン」では何と日本での市販価格18,000円のロゼを造っています。え~~~~~~~~~って感じですねえ。試してみましたら、さすがに美味しかったと感じましたが、私が常日頃、若いソムリエたちに先入観はいかん、とといているにもかかわらず、難しいテースティングと感じました。これからのソムリエに求められるものの一つなのかもしれません。

しかし、さすがボルドーシャトーオーナーの息子のシャトーだけあり、贅沢なゲストハウスに泊めていただき、貴族的なディナーでシガーにコニャックで〆る、という夜を過ごしました。

ちなみにこのあたりは観光地としては最高の場所ですから、レストランも満足のいくもので、ブイヤベースは食べられなかったものの、随所の地中海を感じさせる良い食事でした。


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