星の数ほどあるワイン。
つまり消費者は選択肢が沢山あるという事です。
味わいも価格も生産国も選び放題。
しかし、そむりえ亭に来られるインポーターの方の多くが口にすることがあります。
「あの地方のワインは売りにくい」とか、
「あの品種とか、この品種は在庫が残る」とか・・・
ご存じのようにそむりえ亭ではグラスで私の独断でお勧めしますし、多い時は10か国ほどのワインを開けています。
品種も様々。
「どこかのワインに偏る」とか「品種がダブる」とかいうことはありません。
特定の産地や品種のワインに偏るとかはないのです。
各インポーターさんの事情もあるでしょう。
1:勢いで多めに輸入してしまったので在庫が余る、とか
2:世界での生産量や知名度が低いのに競合他社が多かった、とか
3:或いはその会社のセールスマンの中に「俺はほんとはシャンパンとブルゴーニュが好きやねん」という気持ちがあって、他の産地のものに愛着を感じずに仕事をしている、とか
例えば、まあまあの数のインポーターさんが「ローヌ系は難しい」といいます。
ゲヴルツトラミネールも売りあぐねるインポーターやソムリエも多いですね。
これも不思議でなりません。
あんなに喜ばれるのに、です。
他にも事例は多々。
輸入元さんも、サーブするソムリエも「何故そうなるのか?」を徹底究明して「多様なワインの世界」を楽しんで頂ける環境を作りたいですね。
さて今日4日、明日5日は6割の空き、6日はお休み、7日はワインメーカーズディナーにて貸し切りです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
樋口誠
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