私は「珍しいから」という理由ではワインを採用することはありませんが、結果として「珍しい」「面白い」ということはあります。
今月、使っているワイン。
フランス南部のラングドックのワインです。
ここでは同じ南仏のローヌやプロヴァンスのワインと同じような品種が多いのですが、30年40年前は「安ワインの産地」と認識されていたことは否めません。
が、ある時期からカリフォルニアと同じようにボルドー系の品種が成功を納め、人気が出てきます。
今回のものはそういう意味では「この産地だから出来る」のかも知れませんが、なんとスペインで有名な、というよりスペインの代名詞的葡萄テンプラニーリョのワインなんです。
生産者名はドメーヌ.ラ.トゥール.ぺネデス。
ぺネデスという名もスペインの有名産地と同じです。
決して真似をしている訳でないんですね。
でも、ちゃんとしています。
価格はお安めですが、テンプラニーリョ種ならではの骨格をもち、骨太だけれどファットでなく、樽熟による香りも過剰ではない。
一度、お試し頂きたいワインです。
さて今月はこのワインを含め2種のラングドックワインを使っていますが、来月はこの地方を世界に広めた超有名ワイナリーのワインのメーカーズディナーを開催予定です。
日時は5月9日(金)、詳細は週明けに発表出来そうです。
煽るようで申し訳ありませんが年産2000本もない市場価格25,000円のワインも登場の予定ですよ!!
ご期待ください!!!!!!!
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